雪女と蟹を食う(雪蟹)の聖地巡りの詳細(ロケ地)を詳しくまとめています。
Gino0808の漫画が原作でドラマ化が決定した時に、公式サイトでは漫画で旅した土地を可能な限り再現する事を講じていました。
漫画を読んだ方、「雪女と蟹を食う」のファンの方はこの夏に北海道聖地巡礼を考えている方も多いのではないでしょうか?
北と彩女が旅した北海道の聖地をご覧ください
また、「雪女と蟹を食う」漫画・ドラマのネタバレになってしまいますが、あらすじと一緒に聖地巡り情報を照らし合わせていただくとよりスポットを楽しめると思います。
【目次】
栃木から始まる北と彩女の不倫旅行
北が大きなダイヤモンドの指輪をしていると言うだけで目をつけた彩女と旅に出ます。
旅が始まった時はお互いの事を知らないが、実は2人は似たもの同士…この不倫旅行ではどのような場所を訪れるのでしょうか?
栃木県日光東照宮
北は修学旅行で日光東照宮を訪れる予定だったが、風邪をひいて行けず、思い出がなかった。
その話を聞いた彩女は車を停め、ガイドブックを買いに行く。
日光東照宮を訪れた2人は、入り口で食事をすることに、北はそういえば湯葉も食べたことないなぁと季節の湯葉定食を頼む、それを見た彩女はうな重を頼んだ。
湯葉を食べた北の感想は”健康的なお味でいらっしゃる・・・”そんな様子を見た彩女は「やっぱりうな重は重かったかもしれません・・・やっぱりそっちにしておけばよかったかしら、北さんこっちと交換してくれません?」彩女は、最初から北はうな重の方が食べたいだろうと思い、先を見越してうな重を頼んだのでした。
旅の最初は気遣いの出来る”大人”の彩女が際立ちますね。
常に一歩、二歩先を見越してリードする彩女はかっこいいです。
店を出る時に数人の女子高生とすれ違う北と彩女ですが、その時、北は女子高生を見て痴漢冤罪に巻き込まれた時のことがフラッシュバックします。
その後、2人は三猿を見に行きますが、三猿以外にも猿いっぱいいますね!と話していると、手元にあったはずのガイドブックがなかったことに気付きました。
北は食事をしたお店にガイドブックを取りに行きますが、ガイドブックはありません。
彩女の元に戻ろうとすると、店から出る時にすれ違った女子高生と再び出会い、女子高生は手にガイドブックを持っていました。
痴漢冤罪の時のトラウマが頭をよぎる北ですが、量産されたどこにでも売っているはずの”北関東・東北 車の旅”というガイドブックに執着してしまいます。
それは、修学旅行で観光できなかった北を思って、彩女がわざわざ買ってくれたガイドブックだったからです。
北は勇気を出して女子高生達にガイドブックはあの店で拾った物だろう、返してくれないかと言いますが、女子高生達は私たちが人の物を取ったと言うのかと応じません。
それでも引き下がらない北にキモい!、変態!と、よからぬ言葉を浴びせます。
汗を流して固まってしまっている北のところに彩女がやって来ました。
女子高生が手に持っているガイドブックを確認すると、彩女の目は雪女のように冷ややかになりました。
「あなたたちそれ私に売ってくれないかしら?」女子高生たちに1万円を差し出してガイドブックを取り戻した彩女は北に言います。
「この世の大体のことはね、お金で解決できるんですよ。」
景色の良いところで少し休んだ北は、彩女に女子高生が苦手な理由を話します。
彩女はガイドブックを見て「ここからだと明日は会津若松の方に行ってみましょうか。」「見たことのない景色を見て美味しいものいっぱい食べて、私なんだかワクワクしてきちゃいました。」
こうして日光東照宮から”大人の夏休み”が始まりました。
猪苗代湖
猪苗代湖の湖水浴に行きたかった北ですが、北も彩女も水着を持っていません。
諦めて郡山駅で昼食の馬刺しを食べ、街を歩いていると、彩女が北に「そろそろその服なんとかしません?」と北の服を購入することに。
着せ替え人形のように彩女が着たい服を着せられる北、それなら!と彩女にセクシーな水着を着てくれたら、オレもそれを着ます!と提案。
悩む彩女ですが”旅の恥はかき捨て”だと言う北の言葉に、午後の予定を全て変更して猪苗代湖に行きましょうかと提案します。
スタイルの良い彩女のセクシーな水着姿に、猪苗代湖に居た男性陣は釘付けです!
世界のガラス館
猪苗代湖から会津若松へ向かう道中、北は世界のガラス館の建物を見つけます。
世界のガラス館に立ち寄った彩女は”わぁ綺麗”とうっとり。
一方北は、ガラスは壊れると取り返しがつかないから怖いとおそるおそる歩きます。
このガラス館で、北と彩女は誕生日が同じ8月8日であることを知ります。
誕生日を見せるために免許証を取り出す北、それでも本名は指で隠します。
「そろそろお名前を教えてくれてもいいんじゃないですか?」と彩女。
本名を検索され、痴漢冤罪事件のことで住む場所を探すことに苦労したことのある北は彩女に本名を知られたくありません。
「オレは”北”です。」と答えます。
ここで彩女は日本酒を飲む酒器を、北は彩女への誕生日プレゼントに指輪を購入します。
福島県会津若松
ホテルにチェックインをした2人は夕食を食べるため、タクシーでホテルを後にします。
彩女が北を連れて来たのは居酒屋。
”天”がつくお店のようですが、はっきりとどのお店かはわかりませんでした。
彩女は酒処の会津若松で日本酒を飲むことが楽しみだったようです。
北に何を飲まれますか?と尋ねる彩女ですが、北は日本酒が苦手でした。
それを知った彩女は、二人の旅なんだから二人で楽しめるところに行きましょうと、次の行き先を一緒に考え始めました。
パンフレットを見ていた彩女は、銀山温泉を見つけうっとり。
そんな彩女を見た北は、「出会った頃より明るくなりましたね。」と彩女に言う。
彩女は”享楽に耽ることでしか救われないことがある・・”それがようやく分かったと日本酒を飲み干すのでした。
「欲望を解放して・・この世の理不尽から逃げてもよかったんだって・・北さんが教えてくれたんですよ?」
銀山温泉にどうしても行きたい彩女は予約の電話を入れてみますが、やはり前日の予約では空いている部屋はありませんでした。
でもこの日の夜、ホテルの部屋でガラス館で買った酒器でお互いの誕生日の乾杯をしていると電話が、銀山温泉の旅館の女将さんからの電話で、キャンセルが出たので銀山温泉に泊まれることになった2人です。
北と彩女は行き当たりばったりの旅で、そんな一期一会も素敵だと思いますが、聖地巡礼はしっかり予約してから行きましょうね!
加茂水族館
北と彩女が加茂水族館に到着すると雨がパラパラ・・・
アシカショーは中止になってしまいましたが、館内を楽しむことに。
しかし、鳥目の彩女は暗いところが苦手です。
北は彩女の手を取り歩きますが、その時、彩女の指に指輪がしてあることがわかりました。
北には感触だけでその指輪が、自分が奪おうとした大きなダイヤの指輪だと気付きます。
同時に彩女は人妻で、彩女との関係は夏が終わるまでの間だけの関係だと思い出しました。
北は彩女の誕生日プレゼントにとガラス館で買った指輪を水族館で出会った女の子にあげてしまいます。
一方、彩女は朝から体調が悪く咳が出ていました。
彩女はエイのことを”エイリアン”だ!と言ったり、北はタコのことを”宇宙を統べる悪の支配者”だ!と言い楽しみますが、彩女の体調は良くならず、トイレに立ち寄りますが、ついに倒れてしまいます。
病院に行こうという北ですが、彩女はどうしても銀山温泉に行きたいと譲りません。
2人はペーパードライバーの北の運転で銀山温泉に向かいます。
銀山温泉
北は水族館から雨の中を運転中、このまま彩女と一緒に死ねればと頭を過りますが、目の前でトラックの事故がおきます。
事故を目撃して放心状態の北ですが、なんとか体調の悪い彩女を連れて銀山温泉に到着します。
銀山温泉の景色を見た彩女は”桃源郷のようだ”と言いました。
高級旅館の夕食、温泉に入ると部屋が片付き、布団が敷いてある。
至れり尽くせりの状態に感動する北と彩女。
夜は眠れず、再び身体を重ね合わせる2人ですが、北はコンドームを開封する時に破いてしまいます。
「つけなくていいですよ・・・いいから・・・して」と言う彩女。
北は彩女がこの旅行について来た理由に気付いてしまいます。
彩女は一緒に死ぬつもりでこの不倫旅行について来たし、北がずっと自己犠牲だと思っていた彩女の行動は、自暴自棄になっていただけだと気付きました。
盛楼閣
盛岡駅の盛楼閣で冷麺を食べる北と彩女。
彩女はなぜ冷麺にスイカが入っているのか、とても不思議そうにしていました。
北は「さぁ?辛いのを緩和するためとかじゃないですか?」
スマホで調べた彩女は、「すごいです!北さん!当たってます!」
本州の旅もあと少し、北は永遠に続くような気がしていた不倫旅もあと10日程で終わってしまう、そう思うと落ち込んでしまうのでした。
龍泉洞
元気がない北を見た彩女は、夏バテなのではないかと涼めるところに行こうと誘います。
北は何処に行くんですか?と尋ねますが、彩女は秘密です!と楽しそうです。
彩女が連れて来たのは、恋人の聖地”龍泉洞”
彩女は北に目を瞑るように促し、入口から目を瞑った北の手を引いて歩きます。
目を瞑ったまま歩く北は不安でどきどきでしたが、彩女に目を開けていいと言われ目を開くと、そこには絶景が広がっていました。
「少し元気になりましたか?」と聞く彩女を抱きしめ、「彩女さんは男の励まし方が下手だ」と言う北。
「彩女さんはどうして死のうとしてるの・・・?」
彩女さんと共に”生きたい”と感じ始めていた北は、思い切って彩女に聞きます。
「それはね・・あなたと同じ理由よ。」
死にたい理由を彩女に話した覚えのない北は困惑します。
「きっと根は同じところにあると思う。」と彩女は言います。
お金があるとかないとかそういう問題ではない。
北は旦那が構ってくれなくて寂しいなら浮気の一つでもすればいい。
それで死から逃れられるならと言いますが、彩女はそれは”本当の幸せ”じゃないと言います。
彩女は繰り返す日常、私という人間のつまらない物語を終わりにしたいと言いながら、祈るように手を結ぶのでした。
この後2人は八戸港からフェリーに乗って北海道を目指します。
北海道函館から札幌聖地巡礼
雪女と蟹を食うの原作漫画の聖地です。
ドラマ化が決定してから、原作漫画で巡礼した土地をしっかりと再現すると公式サイトには書いてありましたので、以下の土地・レストランやホテルを実際に使用している可能性は大ですね!
マルトマ食堂
北と彩女はマルトマ食堂でほっき貝カレーを食べます。
北と彩女はカレーライスなのにライスが見えない!と大はしゃぎ。
朝からテンションの高い夫婦だな!と周りに思われます。
さっぽろテレビ塔
札幌に着いた北と彩女は次の目的地を探すために札幌を一望します。
北も彩女もキラキラした目で札幌の美しい街を眺めました。
六花亭 札幌本店
さっぽろテレビ塔を後にした彩女はスイーツが食べたいと六花亭を目指します。
彩女が地図も見ずに歩くので、北は彩女に「札幌に土地勘があるんですか?」と聞きました。
彩女は少し寂しい表情をして、「憧れだったんです、北海道も札幌も、六花亭のスイーツも」「だから今とっても幸せ」
六花亭は彩女にとってずっと来たかった憧れの場所だったんですね!
札幌に行く機会があればぜひ立ち寄ってみたいお店です。
狸の湯ドーミーイン札幌ANNEX
北はこのホテルを抜け出して雪枝一騎の小説”雪女と蟹を食う”を買いに行ったことで、彩女とはぐれてしまいます。
朝から札幌観光を満喫した彩女はチェックインと同時に眠たくなっていました。
北は駅近くにあった紀伊国屋書店で見つけた”雪女と蟹を食う”という小説が気になって仕方ありません。
彩女のことを少しでも知りたい北はなんとか本屋が閉まる前にホテルを抜け出したいと考えます。
眠そうにしている彩女を見て北は彩女を寝かせてしまおうと彩女を襲いました。
北の作戦はうまく行きましたが、戻った時に彩女が起きていたらなんて言い訳をしようかと、考えながら駅を目指したことで、帰り道がわからなくなってしまったのです。
吉野家 狸小路店
迷子になった北がライス単品を頼んだお店、昨夜駅への道を聞いたマリアと再会した場所がここ。
152円しか持っていなかった北は、ライス単品しか頼めなかった。
隣に居たマリアはねぎ玉丼とカルビ丼を悩んで注文したので、両方が運ばれてきました。
両方食べることが出来ないマリアはライスだけを食べている北に「これいります?」とねぎ玉丼を差し出す。
「か・・・神様ですか?」
「ん~・・神様じゃないけど、マリアだよ。」
お金も持っていないのに、警察にも行きたくないと言う北、見かねたマリアは”ダイゴロウ”と名付けて家に連れて帰ります。
札幌大通公園
マリアと買い物に出た北は、街の中で聞き覚えのある曲を聞く。
マリアに事情を話し、マリアの案内で彩女と泊まっていたホテルを見つける。
ホテルの前でマリアと別れるが、ホテルに確認すると彩女はすでにチェックアウトした後だった。
慌ててマリアを追いかける北、落ち込む北を札幌大通公園の噴水のベンチで励ますマリア。
だるま本店
マリアが、彩女がホテルをチェックアウトしていたことを知り、落ち込んでいる北を連れて来たジンギスカンの名店。
マリアは「日本一!いや世界一!」と言い、北も美味い!と喜んで食べました。
北は他の場所で、彩女とジンギスカンを食べていますが、物語の後半でも彩女さんはだるまのジンギスカンを食べていないだろ、一緒に食べに行こうと言っています。
大通ビッセ
マリアが職場の仲間とスイーツを食べていた場所。
マリアとお店のメンバーが新人のアンジュが枕営業をしているという噂話をした場所です。
アンジュが枕営業をしたお客さんは既婚者でこの後修羅場になるねと話していましたが、実際にこの後、奥さんはお店を訪れ、お店に放火します。
日本基督教団札幌教会
【彩女とマリア】
マリアが毎週お祈りに来る教会。
彩女はこの教会ではぐれた北を待ち続ける。
マリアが一人でお祈りに来ると見慣れない顔の女性がいました。
お祈りを終えて席を立とうとするとマリアは手に持っていたロザリオを落とします。
「素敵なロザリオですね。この教会にはよく来るんですか?」
マリアは聖書のことは何もわからないけれど、形見も何も残らなくて消えちゃうのも忘れちゃうのも怖いから、毎週ここに忘れてないよって言いに来ると説明する。
「良かったらお茶とか行っちゃいます?」
マリアが誘いますが、彩女は”人を待っているの”と断ります。
【北と彩女の再会】
北は銀河鉄道に乗った夢を見ます、電車には彩女が乗っていました。
子供の姿になった北を見て、彩女は
「あら、どうしたの子羊さん」
彩女と彩女の上にちょこんと座った北は周りの景色、綺麗な星について話します。
彩女はこれ以上に綺麗な景色はないと言いますが、北は、
「じゃあもしオレがこの銀河より綺麗なものを見せることができたら、彩女さんこの列車から一緒に降りてくれる?」
彩女が「いいわよ」と言ったところで夢から覚める北、なぜ彩女は子供のことを”子羊さん”と言うのかを考えていた時に、マリアのロザリオが光って見えます。
彩女は教会にいると確信した北は、マリアを起こして札幌にある教会の場所を聞きます。
マリアは激怒しますが、マリアが北を連れて来たのがこの札幌教会です。
教会の前でマリアは北に人妻との決着が着いたらここに戻って来てと言います。
北と別れたマリアは帰り道を歩きながら、”人を待っている”と言っていた女性を思い出し、急いで教会に戻りますが、そこにはもう北も彩女もいませんでした。
マリアはこの教会でひざまずき涙し、ロザリオを手に、”お願い理比人・・・彼らを救って”と祈りました。
らーめんや天金 四条店
北と彩女が再会後訪れたラーメン屋さんです。
彩女は黒のタンクトップ姿で髪をポニーテルに結び、食べ始めます。
フーフーしながらちゅるちゅる食べる彩女はとても愛らしかったです。
そんな彩女の姿を見て、北は雪枝一騎が書いた小説”雪女と蟹を食う”のモデルは彩女だと確信するのでした。
旭山動物園
北と旭山動物園を訪れた彩女は、雪枝一騎が書いた”雪女と蟹を食う”について考えます。
「私はどこで間違えたのかしら、夫の浮気に気づいた時、感情に任せて怒る女の方が男の人から見ればきっと可愛げがあるんでしょうね・・・」
北は居た堪れなくなって飲み物を買いに走ります。
「オレはどうしたらいい・・・?」夏が終わる。
雪の美術館
旭川を出ると車で4時間で稚内についてしまうと知った北が、彩女に必死で行きたいと言った場所です。
そこには美しいウエディングドレスが・・・
ウエディングドレスに見とれる彩女・・・
彩女が結婚式をしていないことを知った北はスタッフに試着をしたいと申し出ます。
予約をしていないとダメだと断られた北、人に迷惑をかけてまでウエディングドレスを着たいわけじゃないと言う彩女。
北は”オレが見たいんだよ”とスタッフの説得を試みます。
「彼女死ぬんです!余命半年で、手術もうまくいくかどうか、最後にドレスだけでも着せてあげたい!」
北の必死な姿を見て、少しだけならと承諾してくれたスタッフ、あんな嘘をついて申し訳ないと謝りながらウエディングドレスを着る彩女。
今あるものが未来に必ずあるなんて保証はないから、今このタイミングでよかったんじゃないですかと言うスタッフ。
「普通なりふり構わずあんな嘘つけませんよ、愛されてますね。」
ウエディング姿の彩女を見た北は、人目もはばからずにキス。
彩女のウエディング姿はとても儚げだった。
なよろ智恵文ひまわり畑
7巻54話の最初、北と彩女が何も話さず、ただのんびり歩くひまわり畑。
道の駅 びふか
ひまわり畑の後、北と彩女が立ち寄った道の駅びふか。
2人はここでタピオカを買って景色を見ながら飲む。
ノシャップ岬
7巻58話に”あぁ 夏が終わる”と言葉と一緒に、夜中の3時を指したいるかの時計が出て来ます。
稚内港北防波堤ドーム
7巻57話の最初、北と彩女は稚内港北防波堤ドームの上から海を眺めている。
実際の稚内港北防波堤ドームは立ち入り禁止で上には上がれませんのでご注意ください!
彩女は「北海道ですらこんな猛暑なのだから、きっと庭の花は枯れてしまったわね・・・」と一生懸命育てていた花たちに想いを馳せる。
北と彩女が泊まっていた稚内グランドホテルから稚内港北防波堤ドームまでは3kmほどあります。
蟹を食べる日の夜中3時頃から、北は”死にたいと思っている人をどうやったら助けられるのか”を考えながら歩きます。
気づけば稚内港北防波堤ドームで朝日を見ていました。
稚内 グランド ホテル
北と彩女が蟹を食べるホテル、二人が最後に泊まる旅の終着地です。
入口を入ってすぐに”鳥は飛ばねばならぬ、人は生きねばならぬ”という坂村真民の詩が書いた額が飾ってある。
宗谷岬
日本の最北端、ここで北は彩女を説得しようとする。
「彩女さんは金魚じゃないだろ、助けを乞うことぐらいできるはずだ」
それでも彩女は、
「あなたのことが好きよ、だから明日一緒に蟹を食べて、一緒に死んで欲しいの」
「助けなんていらないから・・・」
蟹を食べた後、北と彩女は再び夜の宗谷岬を訪れます。
海辺に座って缶ビールを飲みながら彩女は、
「誰にも迷惑がかからない方法を考えているわ」と自殺することを考えます。
北はこんな土壇場になっても、彩女を止める方法が思いつきません。
また一緒に旅行に行きたいと精一杯の想いを伝えますが、
彩女は”あなたに自己犠牲を払った覚えはない”と自分は夫の雪枝一騎に芥川賞を取らせるために、話題性のあるこの旅をノートに記していたと北に伝えるのです。
彩女は北にノートを夫に届けてほしいと頼み、海の中を進んでいきます。
北も彩女の後を追いますが、助けることはできず、そのまま2人は波にのまれました。
富良野ラベンダー園
北が雪枝一騎を殴った場所。
「どうしてアンタは!近くに咲いている花を見てやらなかったんだ!」と言う北。
雪枝一騎はうるさいやつだ、部外者のお前に夫婦の何がわかる?と聞き殴られます。
四季彩の丘
北が彩女にプロポーズする場所。
「もう彩女さんはあいつの為に花を育てなくていいんだ。」
「オレが見せてあげる。これから夏が来るたびに、北海道へ来て蟹を食べて花を見よう。」
「約束するよ。」
彩女は、「じゃあ、もし・・・その約束が守れなかった時は・・一緒に死んでくれる?」と涙を流しながら答えました。
雪女と蟹を食う北海道聖地巡礼まとめ
北と彩女が旅してきた経路で北海道の聖地巡りを含めて詳細をまとめてきました。ほとんどの場所がロケ地となっていますので、目撃情報も入っていますね!
既に、撮影は終わっていますが各所でジャニーズWestの重岡大毅や彩女を演じた入山法子のサインが飾られているとおもいます。
この夏はぜひ北海道に蟹を食べにいきましょう!