葬儀の費用

葬儀費用を安くするには?必ず知っておくべき3つの方法教えます

自分自身が葬儀を取り仕切らなくてはいけないという状況は、長い人生の中でも何度も経験するわけではありません。そのため、葬儀にかかる費用についてしっかりと理解しているという型は極めて少ないと言えるでしょう。

しかし、葬儀費用について知識のないまま、葬儀社の言われるがままに契約を進めてしまうのは危険です。

こちらの記事では、葬儀費用を大幅に抑えることができる3つの方法「①葬儀プランを見直す・②良い葬儀社を選ぶ・③生前予約をする」について解説していきます。

 

葬儀費用は複雑で完璧に理解するのは難しいのかもしれません。しかし、まずこの3つの方法について知っておくだけでも、葬儀費用をグッと安く抑えることができるはずです。

 

大切な葬儀で後悔しないためにも、余裕をもって準備を進めていくことが大切です。

葬儀費用の相場は?

葬儀費用を安く抑えたいと思うのであれば、まずは葬儀の相場を知って何が安くて何が高いのかを区別できるようになる必要があります。

 

2017年の葬儀費用の全国平均は178万円です。(鎌倉新書第3回「お葬式に関する全国調査」より)

この数字は、すべての葬儀スタイル(一般葬、家族葬、一日葬、直葬など)を含むアンケート結果で、葬儀費用+飲食費+返礼品の合計金額です。実際には、この他にお坊さんに払うお布施代がプラスされます。

 

お布施の金額は、地域やお寺との関係、宗派によって異なりますが、およそ15~50万円を包む方が多いと言われています。(通夜・告別式・初七日を2日間で行った場合)

 

続いて、葬儀の種類別の相場をみていきます。

葬儀の種類 全国平均 もっとも多い価格帯

  • 一般葬 1,459,091円 100万円以上~120万円未満
  • 家族葬 911,544円 80万円以上~100万円未満
  • 一日葬 639,773円 40万円以上~60万円未満
  • 直葬 -円 20万円以上~40万円未満

(鎌倉新書第3回「お葬式に関する全国調査」より)

 

葬儀にかかる費用は、一般葬>家族葬〉一日葬〉直葬の順に安くなっていくことがわかります。

また、全国平均には極端に高額な葬儀や極端に少額な葬儀も含まれています。そのため、自分の見積もりと比較する際には、もっとも多い価格帯も合わせて参考にするとよいですね。

 

葬儀費用の内訳は

葬儀費用の全国平均178万円の内訳は、葬儀費用117万円、飲食費29万円、返礼品32万円となっています。葬儀費用として漠然と考えるよりも細かく分類していくと削れる費用が明確になってきます。

(鎌倉新書第3回「お葬式に関する全国調査」より)

各項目に含まれるもの

葬儀費用:会場費用、祭壇や棺、遺影などにかかる費用、葬儀社・斎場スタッフの人件費、寝台車や霊柩車にかかる費用など

飲食費:通夜・葬儀・告別式の際に参列者をもてなす食事の費用

返礼品:お香典のお返しの品にかかる費用

 

飲食費と返礼品は、参列者の人数によって変動するため、見積もりと請求書の金額が大きく変わってくる場合がある項目です。

葬儀費用を安く抑えるための3つの方法とは?

葬儀の金額を大幅に抑えることができる方法は、「①葬儀プランを見直す・②良い葬儀社を選ぶ・③生前予約をする」の3つです。

 

ではどのようにすれば、葬儀費用を安く抑えられるのか順に説明していきます。

①葬儀プランを見直して葬儀費用を安くする

葬儀の費用を安く行う方法として、参列者を親族や親しい友人に限定したり、葬儀の儀式(工程)を減らすなどして葬儀の規模を小さくする方法があります。

皆さんが、葬儀と言われて思い浮かべるのは、一般参列者を招いて、通夜・葬儀・告別式を2日間で行う「一般葬」と呼ばれるものではないでしょうか。

 

しかし、先ほど葬儀の相場の部分で少し紹介しましたが、葬儀のスタイルは「一般葬」だけではありません。近年は、参列者の人数を減らして行う「家族葬」などを選択する方も増えてきています。

多くの人を招いて葬儀を行えば、それだけ大きな会場が必要となり、飲食費、返礼品の金額も大きくなってしまいます。

規模の小さい葬儀は葬儀費用を大きく抑えることに繋がります。

 

1.直葬(火葬式)を選ぶ(通夜・告別式を行わない)

直葬とは、通夜・告別式を行わず火葬だけを近親者のみで行う葬儀の方法です。通夜・告別式の会場代や飲食費などを省くことができるため、費用を大幅に減らすことができます。

 

一般的に無宗教葬儀という形になりますが、火葬場にお坊さんを招いて読経をお願いできる場合もあります。

  • 一般葬の最も多い価格帯:100万円以上~120万円未満
  • 直葬の最も多い価格帯:20万円以上~40万円未満

 

2.一日葬を選ぶ(通夜を行わない)

一日葬とは、通夜を行わず葬儀・告別式と火葬を一日で行う葬儀の方法です。葬儀・告別式は一般的に午前中に行われれるので、一般参列者は招かず親族のみで行われる場合が多いです。

通夜を行わないため、費用は一般葬の半分程度に抑えることが出来ます。

  • 一般葬の最も多い価格帯:100万円以上~120万円未満
  • 一日葬の最も多い価格帯:40万円以上~60万円未満

 

3.家族葬を選ぶ(人数を減らす)

家族葬とは、参列者が30人以下の葬儀を意味します。葬儀に招く人数は減らしますが、葬儀の儀式(工程)は一般葬と同様に通夜、葬儀・告別式、火葬を全て行います。

 

葬儀の規模が小さくなるので、葬儀費用の総額は一般葬よりも少額に抑えることができます。しかし、参列者の人数が少ないので、香典の金額が減り最終的な負担金額が高くなってしまう場合もあるので注意も必要です。

また家族葬は、準備や参列者を接待する時間を減らすことができ、一般葬よりも肉体的・精神的な負担を減らすことができるメリットもあります。

 

  • 一般葬の最も多い価格帯:100万円以上~120万円未満
  • 家族葬の最も多い価格帯:80万円以上~100万円未満

②良い葬儀社を選んで葬儀費用を安くする

葬儀費用を安く抑えるためには、良い葬儀社で葬儀を行うことも重要です。

 

葬儀社が葬儀を行うのに公的な資格や認定などは必要ありません。つまり誰でも葬儀社になれてしまうということです。

そのため、葬儀社の質やサービスは様々で、中には悪質な業者も存在します。

 

良い葬儀社とは

良い葬儀社の見分け方に厳格な基準があるわけではありませんが、以下の項目は、良い葬儀社を判断する際の基準にすることができます。

 

〈お金について〉

  • 明瞭な見積もりを提示してくれる
  • 見積もりには各項目の単価なども表示されている
  • 見積もりに含まれていないものについても説明してくれる
  • 支払期日に余裕がある

 

〈対応について〉

  • 分かりやすいパンフレットがある
  • 質問に丁寧に答えてくれる
  • 一方的にプランを押し付けるのではなく、選択肢を与えてくれる
  • 少額(利益の少ない)プランを希望しても快く対応してくれる
  • 契約を急がせない

 

明瞭な見積もりを提示できない葬儀社や、見積もりに含まれていない項目について教えてくれない葬儀社は、追加費用が高額になる可能性があるので注意が必要です。

また、葬儀は金額が全てではありません。知識の少ない人でも希望の葬儀を行えるよう、いろいろな提案ができる葬儀社は良い葬儀社である言えますね。

 

葬儀社紹介(仲介)サービスが便利

良い葬儀社選びの基準が分かっていても、葬儀社を1社ずつ何社も回って比べるのはとても大変です。見積もりを貰いたいだけだったのに無理やり契約が進んでしまうかも。。なんていう不安も考えられます。

 

そんな問題を解決できるのが、近年注目を集めている「葬儀社紹介(仲介)サービス」です。

葬儀社紹介(仲介)サービスとは、全国の葬儀社や斎場と提携して、定額プランの葬儀を提供したり、複数の葬儀社から一括で見積もりをとってくれる業者のことです。

葬儀プランや料金が分かりやすいことや、全国の葬儀社から複数社の見積もりが一括で手配できるなどのメリットがあります。

 

また、お付き合いのあるお寺がない方や、お布施代が不安という方には定額でお坊さんを手配してくれるサービスもあります。

葬儀社紹介(仲介)サービスの紹介

〈見積もり一括サービス〉

  • 葬儀レビ
  • いい葬儀

 

〈定額プランの提供〉

  • 小さなお葬式
  • よりそうのお葬式(旧シンプルなお葬式)

 

〈定額のお坊さん手配〉

  • お坊さん便

 

③生前予約をして葬儀費用を安くする

事前に葬儀社が決まっていない場合、病院で死亡確認がされてから、葬儀社を決める時間はたった数時間しかありません。病院では遺体を保管できないため、葬儀社を手配して遺体を移す必要があるのです。

この短時間に複数の葬儀社を比較して良い葬儀社をみつけるのは大変です。故人との最期の時間をゆっくり過ごすためにも生前予約は有効な手段といえます。

 

また、事前に葬儀費用が概算できるというメリットもあります。

病院で紹介される葬儀社は割高?

事前に葬儀社が決まっていない場合は、病院と提携している葬儀社を紹介してもらうこともできます。しかし、紹介された葬儀社は病院に紹介料を払うことになるため、その分葬儀費用が上乗せされることになります。

 

さらに、紹介された葬儀社が良い葬儀社であるとは限らないので相場よりも高い金額を請求されてしまうことも考えられます。

生前予約をすると割引がある

多くの葬儀社では、生前予約をるすと割引があります。

 

また、定額プランを提供する葬儀社紹介(仲介)サービスでも生前予約の割引を受けることができます。

 

〈生前予約割引例〉

  • 小さなお葬式・・・「早割り」30日以上前の申し込みで最大66000円引き
  • よりそうのお葬式(旧シンプルなお葬式)・・・「事前割」最大50000円引き

 

【まとめ】葬儀費用を安くする

葬儀費用は、「①葬儀プランを見直す・②良い葬儀社を選ぶ・③生前予約をする」の3つの方法で大幅に抑えることができます。

葬儀直前になって慌てないためにも、事前に余裕をもって準備を進めることが大切です。

RELATED POST
葬儀の費用

小さなお葬式で家族葬を行う場合の費用は?より費用を安く抑える方法とは

2019年6月24日
【終活のてびき】後悔しない葬儀社の選び方とお葬式の費用まとめ
家族葬で人気な葬儀社の一つに「小さなお葬式」があります。「小さなお葬式」では、家族葬の他に一日葬や火葬式、一般葬などを取り扱っており、料金設 …
葬儀の費用

家族葬の費用相場・平均を徹底調査!安心して故人を見送る為に

2019年6月15日
【終活のてびき】後悔しない葬儀社の選び方とお葬式の費用まとめ
最近よく聞く「家族葬」ですが、一般葬よりも規模が小さいので費用も安く出来ると思いがちですが、場合によっては遺族の持ち出し金が多くなるケースも …
葬儀の費用

自宅での葬儀を葬儀社に依頼できる?手続きや費用相場・葬儀社の選び方

2019年7月1日
【終活のてびき】後悔しない葬儀社の選び方とお葬式の費用まとめ
「家族みんなと過ごす家が大好きだった。だから自宅から旅立ちたい。」 別れを予想している、あるいは別れが急なものであっても、故人の気持ちを尊 …