葬儀の費用

葬儀にお坊さんを手配する2つの方法とは?費用や注意点を詳しく解説

仏式葬儀を行うために必ず必要になってくるのが、お坊さんの手配です。

従来、葬儀にお坊さんを手配する方法は、菩提寺(付き合いのある寺)のお坊さんに依頼することが一般的でした。

 

しかし近年、菩提寺以外のお坊さん手配する方法として「お坊さん手配サービス」を利用する方も増えてきていることをご存じですか?

こちらの記事では、一般的な菩提寺のお坊さんを手配する方法とお坊さん手配サービスを利用する方法を比較しながら詳しく解説していきます。

 

お布施の金額・お坊さん手配サービスの費用や、利用時の注意点など、葬儀にお坊さんを手配する前に確認しておくべき内容をまとめています。

葬儀にお坊さんを手配する2つの方法とは?

《葬儀にお坊さんを手配する方法》

  • 菩提寺のお坊さんへ依頼する
  • お坊さん手配サービスを利用する

 

冒頭でも少し触れましたが、葬儀お坊さん手配する方法には、菩提寺(付き合いのあるお寺)に依頼する方法と、お坊さん手配サービスを利用する方法があります。

まずは、それぞれの手配方法や特徴について説明していきます。

菩提寺のお坊さんへ依頼する

菩提寺のお坊さんへ直接依頼する方法は、お付き合いのあるお坊さんに直接お願いするだけなので、一番スムーズで簡単な方法と言えます。

関係の深いお坊さんに来て貰えるので、安心して葬儀や法事などの相談ができるのがメリットです。

 

デメリットとしては、親が亡くなった場合に、お布施の金額やしきたりが分からず不安になってしまう点や、出身地から離れた遠方で葬儀を行う場合などに、お車代が高額になってしまう点が挙げられます。

 

菩提寺のお坊さんに依頼する場合は、最初にお坊さんの都合を確認してから葬儀の日程などを決めたほうが良いでしょう。

《ポイント》

  • 依頼するのが簡単
  • 面識のあるお坊さんなので葬儀の相談がしやすい
  • お布施の金額やしきたりなどが不安
  • お車代が必要

お坊さん手配サービスを利用する

お坊さん手配サービスを利用する方法は、お坊さんを手配する専門の会社または、葬儀社の紹介サービスを行う会社(葬儀社仲介会社)から手配することができます。

葬儀社仲介会社とは、全国の提携している葬儀社と私たちを仲介してくれる会社です。

葬儀社紹介会社を通すことで、同時に複数の葬儀社に見積もりを依頼することができたり、葬儀の定額プランを利用することができたりと、様々なメリットがあります。

 

葬儀社紹介会社には、葬儀社と一緒にお坊さんの手配を行っているものもあり、一度に葬儀社とお坊さんを手配できるため便利です。

 

お坊さんを手配サービスを利用するメリットとしては、以下のことが挙げられます。

《お坊さん手配サービスメリット》

  1. 利用料金が安いこと
  2. 定額料金のためお布施の金額を心配をする必要がない点こと
  3. お車代も料金に含まれること
  4. 檀家になる必要がないこと

などが挙げられます。

 

一方で、怪しいお坊さん手配サービスも存在するようで、資格のない僧侶が来たなどトラブルも報告されています。お坊さん手配サービスを利用する場合は十分に注意しましょう。

  • 《ポイント》
  • お坊さん手配専門の会社または葬儀社仲介会社から手配できる
  • 信頼できるお坊さん手配サービスで手配すべき
  • 利用料金が安い
  • 定額料金で安心
  • お車代が不要
  • 檀家になる必要がない

葬儀にお坊さんを手配する費用はいくら?

お坊さんを手配する費用は、手配方法と葬儀の内容によって決まります。

 

  • 菩提寺のお坊さん>お坊さん手配サービス
  • 一般葬・家族葬>一日葬>火葬式

 

一般的には、菩提寺のお坊さんに払うお布施の金額よりもお坊さん手配サービスの利用料の方が安く、葬儀の内容については、読経の回数が多い一般葬・火葬の金額が最も高く、読経の回数が少ない火葬式が最も安くなります。

菩提寺のお坊さんへ依頼した場合にかかる費用

菩提寺のお坊さんに葬儀の読経を依頼した場合、お坊さんへの支払いは「費用」というよりは、お礼の気持ちを表す「お布施」となります。お布施の金額には明確な金額がなく、地域や宗派、菩提寺、葬儀の内容によって大きく異なります

 

こちらでは、葬儀の内容別にお布施の相場をまとめてみます。

《葬儀の内容別お布施金額の相場》

■一般葬・家族葬:25~50万

  • お布施相場の全国平均は47万円
  • 地域によっては60万円以上が相場の場合も
  • 一般葬と家族葬は式次第が同じなのでお布施の金額に差はない

 

■一日葬:25~50万

  • 通夜で読経を行わない分、一般葬よりは減額の余地あり
  • お布施は気持ちなので読経の回数によって変わらないという考え方もある
  • 一日葬での読経を引き受けてもらえない場合もある

 

■直葬・火葬式 8万~15万

  • 戒名なしの場合は3万~
  • 直葬・火葬式での読経を引き受けてもらえない場合もある
  • お坊さんを呼ばないという選択肢もある

お布施の金額の内訳はどうなっているのでしょうか?

《お布施金額の内訳》

  • 読経料:3万円~30万円
  • 戒名料:10万円~(ランクによっては100万円以上することも)
  • 御車代:5000円~1万円
  • 御膳料:5000円~1万円

このようにお布施の相場を一覧にしてみると、改めてお布施の金額については色々な考え方があり、金額の基準はあいまいなものであることがわかります

 

より明確なお布施の相場を知りたい場合は、菩提寺のお坊さんに直接聞くか、住んでいる地域の葬儀社に相談してみると良いでしょう。

お坊さん手配サービスを利用した場合にかかる費用

お布施の金額の基準があいまいであるのに対して、お坊さん手配サービスの金額は会社ごとにはっきりと決まっています。

お坊さん手配サービスは大小含め10社以上ありますが、こちらでは、実績が多く評判の良い「お坊さん便」と「てらくる」の価格を例に費用を比べていきます。てらくるは、「小さな葬儀」という葬儀仲介会社のサービスの一つですが、お坊さん手配のみでも依頼することが可能です。

 

■お坊さん便の料金プラン

一般葬・家族葬 140,000円(+戒名代20,000円~)
一日葬 65,000円(+戒名代20,000円~)
直葬・火葬式 35,000円(+戒名代20,000円~)

 

■てらくる(小さなお葬式)の料金プラン

一般葬・家族葬 160,000円(戒名代含む)
一日葬 85,000円(戒名代含む)
直葬・火葬式 55,000円(戒名代含む)

 

2社のお坊さん手配プランは、戒名の金額の表示方法は違いますが、一般的な「信士・信女」の戒名を付けてもらったとすれば、同じ金額であるといえます。

定額であることの安心感に加え、金額も安く抑えられる点がお坊さん手配サービスのいいところですね。

お坊さん手配サービスを利用する注意点

お坊さん手配サービスは、安心して利用できる便利なサービスです。しかし、誰もが利用できる訳ではありません。

 

まず、昔から付き合いのある菩提寺がある人は、葬儀の読経も菩提寺のお坊さんに依頼するのがマナーです。勝手に別のお坊さんに依頼してしまうと、先祖代々の墓に納骨できない場合もあります。

葬式の会場が遠い場合や、事情があって菩提寺のお坊さんに依頼できない場合にも、まずは菩提寺のお坊さんに相談して確認をとることで後々のトラブルを防ぐことができます。

【まとめ】葬儀にお坊さんを手配する方法

葬儀お坊さん手配する方法には、菩提寺のお坊さんに依頼する方法と、お坊さん手配サービスを利用する方法があります。

 

お坊さん手配サービスは、定額で費用を抑えてお坊さんを手配できる良い方法です。しかし、お付き合いのある菩提寺がある場合には、後々トラブルにならないよう利用する際には注意しましょう。

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葬儀・葬式の正しい情報を提供するウラル君です! 大切な人を失った時に、後悔しないようなお見送りが出来るよう準備・手順・おすすめ方法などを紹介します。
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