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スラムダンク映画宮城リョータ主役なぜ?宮城いらない?いつから漫画出てた?

スラムダンク映画宮城リョータ主役なぜ?宮城いらない?いつから漫画出てた?
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「スラムダンクの映画って宮城リョータがなぜ主役なの?スラダンと言えば桜木でしょ!?」

「スラムダンク、観に行こうと思ったけど、宮城はいらない、桜木出そうよ!」

井上雄彦氏のバスケ漫画、スラムダンクの登場人物たちがスクリーンで暴れまくった映画「THE FIRST SLAM DUNK」。

上映前からどのエピソード?声優は誰?と話題になっていましたが、9カ月というロングランヒットを記録!

何度も映画館を訪れるファンも多かった中、惜しまれつつ8月31日で上映終了となりました。

さて、そんなスラムダンクの映画、漫画と異なり宮城リョータが主役なのはなぜなの?という声がファンから挙がり、話題に。

本記事では、漫画スラムダンクの大ヒット映画「THE FIRST SLAM DUNK」で宮城リョータが主役だったのはなぜなのか考察してみました。

映画を観てないけど気になっていた人、これからサブスクやDVD化した時に観てみようかと思っている人にも興味深く伝えられたらと思います。

また「そもそも宮城リョータって漫画ではいつから出てきたっけ?」とうろ覚えの人もいるのでは?

そこで、漫画の宮城リョータ登場シーンやエピソードも交え、スラムダンクを振り返ります。「あぁ、そんなキャラだったな。」と思い出してもらえたら嬉しいです。

映画を観て宮城リョータが主役であることに違和感があった人も、もしかしたら新しい発見があるかも!

なぜ宮城リョータが主役なの?考察してみた

なぜ宮城リョータが主役なの?考察してみた

まず、スラムダンクの映画で、宮城リョータが主役なのはなぜでしょうか?

漫画の作者・井上雄彦氏が宮城リョータを主役に起用したエピソードや、ファンからの声、「こうだったら夢があっていい!」という筆者の願望をもとに考察してみます。

作者・井上雄彦氏はなんて言ってる?

映画の舞台は沖縄からスタート。

「スラダンと言えば神奈川県でしょ?」と早くも突っ込みが入りそうですが、主役・宮城リョータの出身地が沖縄ということもあり、沖縄の海のシーンが映ります。

漫画の原作者で、今回の映画「THE FIRST SLAM DUNK」の監督を務めた井上雄彦氏は、8月15日に行われたトークイベントで、宮城リョータの主役起用について次のように語っていました。

(質問:宮城リョータの出身地など設定はいつから決まっていたのかなど、以前からファンからの声があったそうですが…。)

井上氏「すべては漫画連載の時から決まっていたんです」

(この返答に会場は沸きましたが、井上氏はすぐに訂正。笑)

井上氏「でも、沖縄出身であることは決めていたんです。」

と、映画の主役を宮城にすることは後から決まったものの、人物設定については連載当時から決まっていたことを明かしています。

宮城という名字は沖縄に多いのと、(身長が)小さくて素早いという宮城リョータのような選手が多いのも沖縄のバスケの特徴だと話されており、それは連載時から決めていたとのこと。

映画のための設定ではなく、宮城リョータが漫画に登場していたころからの設定だったとは、、井上氏の中では漫画に描かれていない部分もしっかり設定が考えられていたんですね!!

原作漫画の中では、宮城リョータの過去や家族については語られてきませんでした。

映画「THE FIRST SLAM DUNK」のパンフレットによると、井上氏は漫画で描いてこなかった宮城リョータという人物の背景を描いてみたかったようです。

漫画での宮城リョータはマネージャーの彩子さんにぞっこんのお調子者というイメージが強く、まさかそんな過去があったとはと驚く人も多かったでしょう。

宮城リョータの身長は、168cmでバスケのポジションはポイントガード。

そして原作者の井上雄彦氏の身長は173cmというところや、バスケ部だった時に宮城と同じポジションのポイントガードだったことからも、井上氏自身が宮城に対して親近感があり、思い入れの強いキャラクターだったのではと考えます。

映画を観た人ファンは宮城主役についてなんて言ってる?

映画「THE FIRST SLAM DUNK」は公開前に漫画のどのエピソードなのかなど情報がないまま初日を迎えました。

公開後に宮城リョータが主役と分かり、ファンからは賛否あったものの、9カ月というロングランヒットに至ったのは観客が作品から各々メッセージを受け取ったからではないでしょうか?

そこで、映画を実際観た人が宮城リョータが主役だったことについてどのように考えたのか声を聞いてみたいと思います。

宮城リョータが、漫画の原作者・井上雄彦氏にポツリポツリと自分の生い立ちを語ったというファンならではの発想ですよね。

普段おちゃらけたキャラの宮城がバスケに対しては真摯に向き合って、本気で夢を叶えたいっていう気持ちが映画から伝わったからこのようなほっこり、ジーンとするような想像ができたんだと思いました。

10回映画を鑑賞した筆者が宮城リョータ主役について考察

本記事の筆者は子どものころから大のスラムダンクファンで、「THE FIRST SLAM DUNK」は10回観て10回とも号泣しました。

しかしながら、筆者自身は宮城リョータ推しではないんです。

そのため、初見では違和感ありまくりで「えー…宮城…?なんでー…?」と若干文句を言いながら観てました。

ここからは、10回映画を観て思った宮城リョータ主役だった意味について考察してみます。

まず、宮城リョータのバスケのポジションはポイントガード。

他の選手のように派手にダンクを決めたり、3ポイントシュートで点数を稼ぐような華のある役割ではなく、どちらかというと地味で目立たないポジションではあります。

ただ、ポイントガードが他の選手を上手く使って華のあるプレーに導く役割を果たしていて、チームのブレイン的存在で要となるポジションです。

湘北高校のバスケ部監督・安西先生も宮城リョータに対して「スピードと感性」のある選手として評価していました。

宮城リョータは身長がチームの選手内で一番低く、そこを弱点とされがち。

バスケは身長が高いほうが有利とされる場面も多い中、映画では身長の低さを活かしたドリブルを武器に自分より高身長の相手にひるまず挑んでいく宮城の姿が、見る者の気持ちを熱くさせました。

筆者が映画「THE FIRST SLAM DUNK」から受け取ったメッセージは、「身長が低い選手もこれからの時代はバスケで活躍できて、自分の夢がかなえられる」ということ。

実際、今回の男子バスケワールドカップでも、富樫勇樹選手や河村勇輝選手といった身長が高くはないけれど素晴らしい活躍を見せてくれた選手たちが印象的でした。

今後も第2、第3の宮城リョータのようなプレイヤーが海外で活躍できるのも夢ではないはず、身長を気にせず夢を追いかける若者の後押しになるのではとワクワクしています。

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宮城リョータって漫画ではいつから出てた?

宮城リョータは映画では主役でありながら、漫画スラムダンクの単行本の1巻ではまだ登場していませんでした。

映画を観たけど、スラムダンクの原作は読んだことがない人、映画で宮城リョータが好きになって漫画を読みたいと思っている人も少なくないはず。

では、宮城リョータの漫画での登場はいつからだったのでしょうか?

現在発売されているスラムダンクのコミックスは通常版・新装再編版・完全版とありますのでどのバージョンでもすぐ読めるようにお伝えします。

「スラムダンク」通常版単行本での宮城リョータの登場は?

通常版は、漫画スラムダンクが少年ジャンプで連載されていたころから発売されていた

単行本です。

通常版では、宮城リョータは、6巻の♯50「遅れてきた男」というエピソードから登場しています。

湘北高校バスケ部マネージャーの彩子さんに惚れているものの全く相手にされず、やけくそになって色んな女の子に告白し、振られ続けるという何ともかっこ悪い役どころ。

初登場の宮城リョータを知っている人はまさかこいつが主役なんてと思うのも無理はない脇役感です。

「スラムダンク」新装再編版は何巻から登場する?

「スラムダンク新装再編版」では宮城リョータは、5巻からの登場です。

表紙も宮城リョータが飾っていますが、喧嘩をした後のようで顔が傷だらけ。

宮城リョータは映画でも喧嘩していますが、結構血の気が多く喧嘩っぱやい印象があります。

「スラムダンク」完全版では宮城リョータは何巻から登場?

「スラムダンク」完全版の宮城リョータ登場は5巻から。

新装再編版と同じですね。

「スラムダンク」完全版は、通常版や新装再編版より本のサイズが大きく、連載当時カラーだった部分はそのままカラーになっているのが特徴。

表紙も書きおろしで、連載当時のギャグ要素はないものの、みんなイケメンに描かれています。

完全版の5巻の表紙は新装再編版同様宮城リョータですが、この表情が一番映画の宮城に近い気がします。

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宮城リョータに似てるバスケ選手って?

バスケ・ワールドカップと映画スラムダンクとの関係

宮城リョータのように身長は低いながらも、スピードと抜群のテクニックで相手選手を圧倒させるバスケ選手が日本にいます。

今回の男子バスケワールドカップ大会でも活躍した、河村祐樹選手です。

河村選手は、身長172㎝と、2メートル超えの選手もいるバスケプレーヤーの中では小さいほうで、ポジションも宮城リョータと同じポイントガードという共通点も。

河村選手が高校生だったころはインタビューでスラムダンクで「好きなキャラは桜木花道」と答えていました。

宮城リョータではなかったんですね。

しかし、それから2年後のインタビューでは、宮城リョータ推しだと公言しています。

ポイントガードというポジションで経験を積むに連れて意識するようになったんでしょうかね。

今回のワールドカップでの河村選手の活躍がリアル宮城リョータという声も高く、中国メディアなど海外でも注目されていました。

河村選手のすごいところは、ポイントガードでありながら、スリーポイントシュートも決めてくるアグレッシブさ。

宮城リョータはジャンプショットが苦手で相手選手にも見抜かれていたので、弱点を克服した宮城の姿が河村選手?

スラムダンクが連載していた30年前には河村選手は生まれていなかったので、世代を超えて愛されているスラムダンクの偉大さを改めて知りました。

また、どんどん進化して強くなっている日本のバスケ選手にこれからも注目です。

ぶっちゃけ宮城リョータ主役でよかった?いらない?ファンの反応

ぶっちゃけ宮城リョータ主役でよかった?いらない?ファンの反応

映画「THE FIRST SLAM DUNK」は、宮城リョータが主役でよかったという声、宮城はいらないという声、どちらが多いのでしょうか?

映画を観たファンの声をお伝えします。

宮城リョータが主役でよかったという声

映画を観て宮城リョータが主役でよかったという意見を見てみましょう。

宮城リョータが主役だと知らずに映画館に足を運んだ人からの、よかったという声です。

主役が想定通りの人物でないと拍子抜けしてしまうこともありますが、テンポよくストーリが進んだため違和感なく観られたようですね。

宮城リョータの生い立ちのエピソードが泣けるという声でした。

漫画では一切語られなかった宮城リョータの家族や辛い過去についても明らかになった今回の映画のストーリー。

高評価の声が多数ありました。

宮城はいらないという声

続いて、映画を観て主役が宮城リョータだったことに不満がある人、宮城はいらないという声はあるのか見てみましょう。

宮城リョータがいらないというより、作品中の宮城の生い立ちや過去のエピソードなど回想シーンはいらないといった声が目立ちました。

しかしながら、結果的に映画が9カ月という長い間ロングランヒットしたという事実は、映画を観てよかったと評価する人が多かったからだと考えられます。

つまり、今回のスラムダンクの映画は宮城リョータが主役なのはなぜ?と思われながらも、トータルで「観てよかった」という声が多かったという表れなのではないでしょうか。

スラムダンク映画宮城リョータ主役なぜ?宮城いらない?いつから漫画出てた?【まとめ】

スラムダンク映画宮城リョータ主役なぜ?宮城いらない?いつから漫画出てた?【まとめ】

「スラムダンクの映画で宮城リョータが主役なのはなぜ?」という疑問に対して、作者・井上雄彦氏の言葉や、映画を観たファンからの声、長年スラムダンクファンで今回の映画は10回観た筆者の視点から考察してきました。

今回のスラムダンクの映画「THE FIRST SLAM DUNK」で、宮城リョータがなぜ主役となったのか考察した結果は以下の通りです。

宮城リョータ主役の理由・考察

・作者の井上雄彦氏は宮城リョータの生い立ちなど背景を漫画の中で描かず、いつか描いてみたいと思っていたから

・井上氏は宮城リョータが沖縄出身など細かい設定まで連載当時から考えていた

・映画を観た人は、宮城自身が井上氏に自分について語りかけたのではという想像も。

・筆者は「身長が低くてもバスケで夢が叶うチャンスはある!」というメッセージが込められているのではと考察

映画を観た人が受け取ったメッセージは人によってさまざまだと考えると、より面白い声が出てきそうですよね。

今回の映画の主役・宮城リョータが漫画ではいつから登場していたのか確認したところ、通常版では6巻から、新装再編版・完全版では5巻からの登場でした。

主役が宮城リョータだということについて、「宮城はいらない」という意見があるかどうか調べたところ、劇中の宮城の生い立ちなど回想シーンがいらないという声がありました。

しかしながら、9カ月という異例のロングランヒットを記録したのは、宮城リョータ主役の今回の映画はよかったと思う人が多かった証拠だと考えられ、作品への不満より高評価の声が多かったと言えるでしょう。

映画の上映は終了してしまいましたが、監督を務めた井上雄彦氏も盤(DVD)の作成をちらつかせていたので、今回映画を観れなかった人達も楽しめるチャンスがくるはず。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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