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ドラマ「無言館」原作は小説?あらすじネタバレ監督劇団ひとりの思いとは

24時間ドラマ2022「無言館」原作あらすじネタバレ

24時間テレビスペシャルドラマ2022の「無言館」とはどんなあらすじなのでしょうか?

実話が元になっているとのことなので、原作が小説や漫画にあるの可能性もありますね。

2022年24時間ドラマ「無言館」は劇団ひとりさんが監督・脚本を努めており、戦争が関わってくる内容になっているとの話を耳にした方もいらっしゃると思います。

「愛は地球を救う」の24時間テレビのSPドラマにふさわし道徳的なあらすじになっているのか気になりますね。

また、監督・脚本を務める劇団ひとりさんからのインタビューではこのドラマ「無言館」への深い想い・日本中の人に伝えたい気持ちが語られていました。

8月27日(土)21時から24時間テレビSPドラマ「無言館」が放送されました。

ここでは、事前に集めた情報で24時間テレビSPドラマ「無言館」の原作あらすじ、監督劇団ひとりさんのドラマ「無言館」にインタビューからどんな内容に仕上がっているのかをまとめています。

また、ドラマ「無言館」放送後には感想も書いていきますのでネタバレには注意してくださいね!

ドラマ「無言館」原作あらすじは小説?実話なの?

24時間テレビSPドラマ「無言館」原作は小説なの?

24時間ドラマ自体には興味はないが、「無言館」がテーマになっているから8月27日(土)のドラマを見ようと思う!との声も耳にしました。

実在する長野県の美術館「無言館」は、数年前にもテレビに取り上げられたことがあるほど有名な場所のようです。

美術館「無言館」は実在していて、場所は長野県上田市に設立されています。

2020年8月にNHKで放送された「日曜美術館」で展示物など紹介され、館長の窪島誠一郎(くぼじませいいちろう)さんも出演。

他にも、2017年に森内康博(もりうちやすひろ)監督の長編ドキュメンタリー映画「二十歳の無言館」で映画化されています。

1990年代の実話をもとにドラマ化

それとも実話をもとに作られたのかな?そんな疑問を調査しました。

24時間テレビスペシャルドラマ「無言館」は、実話をもとにあらすじを製作。

ストーリーは、劇団ひとり(げきだんひとり)さんが監督・脚本のオリジナルドラマ作品となっています。

美術館「無言館」は実在して、館長の窪島誠一郎(くぼじませいいちろう)さんも実在する人物ですよ。

窪島誠一郎(くぼじませいいちろう)さんが美術館設立するまでの道のりが、とても厳しく、美術館に展示されている作品も非常に興味深いものがありました。

なぜなら展示されている作品が、すべて第二次世界大戦で亡くなった芸術大学の画学生の作品だからです。

なぜ、窪島誠一郎(くぼじませいいちろう)さんは戦没画学生の作品を展示する美術館を建てようと思ったのでしょう?

よく「無言館は反戦や平和を訴えるために建てたのではない」と発言され、自伝的小説『流木記』には「画家には二つの命がある。一つはナマ身の命、もう一つは作品にこめられた命」と書かれています。つまり作品がこの世からなくならない限り画家は死んでいない。だから、あまりにも若くして戦火に散った画学生たちの「もう一つの命」を守るために建てたのですね。

「週刊文春」電子版での、内田也哉子(うちだややこ)さんと窪島誠一郎(くぼじませいいちろう)さんの対談の一節です。

現在101歳で現役の洋画家である野見山暁治さんが、「このまま戦死した画友たちの絵が霧散してしまうのが口惜しい」とぽつりとおっしゃったのを聞いたのがきっかけでした。

窪島誠一郎(くぼじませいいちろう)さんは、美術館設立のきっかけは野見山暁二(のみやまぎょうじ)さんのつぶやきだったと話しています。

そのエピソードに魅力を感じた劇団ひとり(げきだんひとり)さんが、実話をもとにドラマ化したのですね。

ドラマ「無言館」あらすじネタバレ

24時間テレビスペシャルドラマ「無言館」は、どういったあらすじなのでしょう?

あらすじネタバレについてを調べてみました。

このドラマは、長野県上田市に実在する美術館「無言館」をもとに、太平洋戦争で亡くなった画学生(美術学校で絵を学んでいる学生)の作品を集め、美術館「無言館」開館へ奔走するヒューマンドラマです。

1995年鹿児島県。

窪島誠一郎(くぼじませいいちろう)は日高安典(ひだかやすのり)の遺族と面会。

出征する直前まで描いていた油絵「裸婦」を手にします。

話は2年前に戻り、画廊を営む窪島誠一郎(くぼじませいいちろう)は、画家の野見山暁二(のみやまぎょうじ)からイベント「槐多忌」後に、戦死した画学生の作品を「見に行かないか?」と誘われます。

遺族から見せてもらった絵は、ごく「普通」な絵でした。

自分に召集令状が届き「戦争に行く」ことが決まってから描いた絵は、自分の家の近くの風景でした。

人生最後になるかもしれない絵は、いつも見ていた生まれ育った風景の絵だったのです。

「君なら最後に何を描く?絵描きじゃないなら、最後に何をする?」

野見山暁二(のみやまぎょうじ)からの言葉で、窪島誠一郎(くぼじませいいちろう)は戦没画学生の絵の美術館を建てることを決めました。

二人の作品集めの旅が始まります。

「何でこんなことをやっているのかわからないけど、意味があってから動き出すのではなくて、やりながら自分自身で意味づけていく」

遺族の方々から思い出話を聞くと、野見山暁二(のみやまぎょうじ)は昔を思い出します。

野見山暁二(のみやまぎょうじ)自身も、戦争へ出征した経験があり、ケガで日本へ戻ることになったとき、仲間から「また絵が描けるな」と声をかけられたことが頭をよぎります。

主演は浅野忠信

全国を回って戦没者遺族と話をしてみると、そこには人それぞれの思いをありました。

大半の遺族の人たちは、残された作品を美術館に寄付することを喜んだりしてくれます。

しかし「どうせ金目当てだろ?」とひどい言葉も投げつけられたり、「主人が残したたった一つの作品を手放せない」と思う遺族の方もいました。

個展が迫っている野見山暁二(のみやまぎょうじ)は、「あとは君がやってくれ」と窪島誠一郎(くぼじませいいちろう)に作品集めを託します。

「戦争から逃げてきた私が感謝されていることが苦しい」と野見山暁二(のみやまぎょうじ)は胸の内を明かしました。

若くして戦死してしまった画学生たちも、絵が好きで描き始めたはずです。

最後に描くのなら、何を描きたいですか?

それは自分自身であったり、自分の大事な人だったり、自分の心に残った風景かもしれません。

集めた作品の中の「裸婦」も、そのひとつです。

戦死してしまった画学生たちも、大勢の人に見てもらいたいと願うでしょう。

窪島誠一郎(くぼじませいいちろう)の熱意が伝わり、徐々に作品は集まっていきます。

展示物の数が増え、いざ美術館を建てようとすると金銭面の問題が重くのしかかりますが、野見山暁二(のみやまぎょうじ)が新聞で支援を募ってくれました。

おかげで窪島誠一郎(くぼじませいいちろう)は、銀行から融資を受けられます。

そして1997年5月に美術館「無言館」が開館。

作品を見に来た人たちは、作品に手を合わせる人や、注意深く鑑賞する人でいっぱいです。

知らず知らずのうちに美術館の中は「無言」になり、数々の作品も「無言」で語っています。

新聞やテレビで美術館「無言館」は取り上げられて、「裸婦」のモデルの雪江(ゆきえ)もそのことを知り、美術館へ足を運びます。

「あの時私を描いたあの夏は、私の中でもずっとあの時の夏のままです」

ドラマ「無言館」結末・感想

「反戦」の印象は、全くありませんでした。

ただただ純粋に、絵を描く事への画学生の情熱や、窪島誠一郎(くぼじませいいちろう)さんの画学生が残した作品を集めることの使命感が、ひしひしと感じ取れました。

窪島誠一郎(くぼじませいいちろう)役の浅野忠信さん、野見山暁二(のみやまぎょうじ)役の寺尾聰(てらおあきら)さんの演技にはため息が出ますね。

台詞の間や、ただ佇んでいるだけなのに、なぜこんなにも画(え)になるのだろうかと感じます。

場の雰囲気を作れる役者さんは、「本物」だと痛感しました。

監督の劇団ひとり(げきだんひとり)さんらしく、時折コミカルな演出が入ったりして飽きずに見れました。

宿泊先で、窪島誠一郎(くぼじませいいちろう)さんが野見山暁二(のみやまぎょうじ)さんのいびきで悩まされているところなど、友達と旅行に行くと「あるある」な話で好感が持てました。

絵画の修復士の修繕技法も組み込まれていて、「なるほど、そうやって修繕しているんだ」と豆知識になりました。

戦没画学生の作品集めでは、遺族側の気持ちをリアルに表現しています。

「自分だったら、手放せるだろうか?」

私自身も、息子が描いた小学校の頃の絵や工作を、捨てることができず家に置いてあります。

遺族役の由紀さおり(ゆきさおり)さんが、踏ん切りがつかずに何度も「持って行って」「やっぱやめて」のやり取りも、共感が持てました。

別の遺族からの「金儲けのためにやっているんだろう?」とやり場のない怒りの言葉に窪島誠一郎(くぼじませいいちろう)がキレて、「絵なんかいらねえよ!」と啖呵を切って出て行ってしまう後ろ姿は「さすが浅野忠信!」と感じました。

背中で語っていましたよ。

感情のままに車のエンジンをかけるけど、野見山暁二(のみやまぎょうじ)が車のバックミラーにかけたお守りを見て考え直すところの迫真の演技は圧巻でした。

戦争へ出征する直前まで描き続けていたい日高安典(ひだかやすのり)は、「あと10分、あと5分でいいから描かせてくれ」と願いながら、恋人の雪江(ゆきえ)を描き続けたエピソードは目が熱くなりますね。

エピソードシーンには、これといった台詞はなく雪江(ゆきえ)の日高安典(ひだかやすのり)に宛てた手紙を読むようなナレーションのみでした。

それだけでも影山拓也(かげやまたくや)さんと八木莉可子(やぎりかこ)さんの、純粋に相手を思いやる演技が切なかったです。

出演者の方々に、拍手です!

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「もう一度見たい人」も「見逃しちゃった人」も、ぜひ「Hulu」の無料配信で見てみませんか?

ドラマ「無言館」劇団ひとり監督の思いとは

24時間テレビスペシャルドラマ「無言館」の監督を務める劇団ひとり(げきだんひとり)さんの思いとは何なのでしょう?

劇団ひとり(げきだんひとり)さんにオファーがあった時、「無言館」は数ある提案の中の一つにすぎなかったそうです。

ウクライナ侵攻もあり、劇団ひとり(げきだんひとり)さんにとって「戦争」について深く考える機会が多かったので、今ドラマを「無言館」に決めたと話しています。

今ドラマ制作のために劇団ひとり(げきだんひとり)さんは、美術館に足を運んだり、小説家でもある窪島誠一郎(くぼじませいいちろう)の小説も読み漁りました。

「無言館」館長の窪島誠一郎(くぼじませいいちろう)さんの半生も波瀾万丈で、人として惹かれたのでしょうね。

「窪島誠一郎(くぼじませいいちろう)さんの半生もドラマに盛り込んだら、とても2時間では収まり切れない!連ドラじゃないと無理です」とインタビューで話していましたよ。

逆にそれも見てみたいですね。

「主人公のモデルとなった窪島誠一郎さんの著書を読むと、『無言館』を『反戦をテーマにした美術館にはしたくない』と仰っていて。絵と戦争は、直接は関係のないことだから、あくまで作品を楽しんでもらいたいと。『美談にはしないで欲しい』とおっしゃっていたので、ドラマも『反戦』をテーマにした内容にならないよう気を付けました。絵に向き合った画学生の思いや、絵を守ろうとするご家族の思い、絵を引き継ごうとする窪島さんや野見山さんの思いは、ものすごく美しいものだと僕は思ったので、極力その思いに焦点をあてて、脚本を書いたつもりです。」

劇団ひとり(げきだんひとり)さんは、美術館「無言館」設立者の窪島誠一郎(くぼじませいいちろう)さんの思いと同じで、「反戦」をテーマにしないこと。

画学生たちの気持ち、その絵を守ろうとした家族、起きてしまった戦争を受け止め、少しでも前へ進もうとする思い。

残した作品に込められた思いを、次の世代に引き継ぐことを重視したんですね。

美術館「無言館」の情報

美術館無言館の開館情報

今ドラマの舞台となったの美術館「無言館」の情報を調査してみました。

  • 名称:戦没画学生慰霊美術館 無言館
  • 所在地:〒386-1213 長野県上田市古安曽(こあそ)字山王山3462
  • TEL:0268-37-1650
  • 開館時間:9時~17時
  • 休館日:火曜日
  • 入館料 一般:1.000円 高大生:800円 小中生:100円 子供:無料

展示されている作品数も2010年頃の数字で、作者数108名、作品数も600点あまりに上っています。

それほどの数の才能ある人命が、戦争によって奪われてしまったことにショックです。

「無言館」のたたずまいは、「まるで数百年前からスイスの山奥にあるような教会のイメージ」だとエッセイストの内田也哉子(うちだややこ)さんは話しています。

内田也哉子(うちだややこ)さんは、2022年4月「無言館 成人式」のイベントでゲストとして招待されました。

館長の窪島誠一郎(くぼじませいいちろう)さんは、作品を残した画学生たちと現代の新成人の若者たちをつなげていってくれているのだと感じました。

2016年に内田也哉子(うちだややこ)さんの母、樹木希林(きききりん)さんがゲストとして招待されていることから、親子二代にわたってゲスト出演。

繊細な感性が伝わってきた。戦いとは最も遠い感性の人々が戦場に駆り出されて行ったのだなあと悲しくなった。

作者のコメントを全て読みましたが、読んでいたらとても感動して、涙が溢れそうになりました。また、書かれた画を今日まで大切に保管されてきた遺族にもとても感動致しました。今後も二度と戦争が起きないようにと切に思いました。

このような口コミもあり、作品を見た人たちも画学生たちの思いを感じ取れるでしょう。

実は、2004年に「慰霊碑赤ペンキ事件」という事件が起こっています。

美術館の入り口前に「記憶のパレット」という慰霊碑が飾られていて、そこには戦没画学生の名前が刻まれています。

悲しいことに、何者かに赤いペンキがぶちまけられて汚されてしまいました。

館長の窪島誠一郎(くぼじませいいちろう)は、赤ペンキの一部分は残すようにして事件が起こったことを風化させないようにしています。

信州は、お盆を過ぎれば秋の雰囲気が漂ってきます。

芸術の秋に、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか?

ドラマ「無言館」原作は小説?あらすじネタバレ監督劇団ひとりの思い:まとめ

今回は、24時間テレビスペシャルドラマ「無言館」の原作は小説?あらすじネタバレは?劇団ひとり(げきだんひとり)さんの思いとは?について調べてみました。

ドラマ「無言館」は小説ではなく、実話をもとに作られました。

監督・脚本を務める劇団ひとり(げきだんひとり)さんのオリジナル作品で、「反戦」がテーマではありません。

戦争で亡くなってしまった画学生たちの残した作品を、「忘れないこと」「次に引き継ぐこと」の思いが詰め込まれているドラマではないでしょうか。

24時間テレビスペシャルドラマ「無言館」を要チェックです!

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