喪服/礼服

喪服を持ってない社会人って非常識?お通夜はスーツでいいってホント?

喪服を持ってない社会人は非常識!?ルールやマナーを徹底解説
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あなたは喪服を持っていますか?

お祝いごととは違って、悲しいお知らせは急に来ますよね。

また社会人になると、会社の付き合いで参列することも増えると思います。

その場合「喪服」を着るのが一般的ですが、最近は若い世代を中心に喪服を持ってない方が増えてきてきていますよね。

かくいう私も、喪服がない時に同僚のお母様のお通夜に参列しなければならないことがありました。

ただ、インターネットでは「喪服を持ってないなんて非常識」「貧乏でかわいそう」「社会人としてありえない」という声が上がっています。

この記事では、

  1. 喪服を持ってない社会人って本当に非常識なの?
  2. 喪服がない…!スーツでの代用は不可?
  3. スーツで参列していい場合と注意点

など、今さら聞けない喪服のマナーについて詳しく解説していきます!

社会人になったばかりや大学生で金銭的余裕がない…という人向けの対策も載せたので、ぜひ最後まで読んでいってくださいね。

喪服を持ってない社会人って非常識?

喪服を持ってない社会人は非常識?

結論からいうと、必ず喪服を持ってないといけないという明確な決まりはありません。

ですが、特にご年配の方からは「社会人で喪服を持ってないのは非常識」と思われてしまうことが多いようです…。

例えば「髪を金色に染めてはいけない」という決まりや法律はありませんが、多くの会社では「社会人で金髪は良くない」という風潮や暗黙のルールがありますよね。

それと同様に、ルール上禁止はされてなくても「非常識だな」と感じたり違和感を持つ方の割合が高いです。

会社の付き合いで参列するお葬式には、取引先の偉い方もいらっゃる場合があります。

自分が非常識というレッテルを貼られないため、ひいては勤めている会社のためにも喪服は一着持っておくのがベターです。

後ほど詳しく書きますが、親族側で参列するときはお通夜でも喪服じゃないといけません。

考えたくはないですが、参列するのがあなたの大切な誰かのお葬式ということもあるわけです。

その時に買いに行く余裕がありますか?適当な服でお別れしたいですか?

しまむらやネット通販だと比較的安く購入することができるので、チェックしてみてください。

数珠を持っていない人は、あわせて購入しておきましょう。

喪服を持ってない人の割合

「そうは言っても、持ってない人だって結構いるんじゃないの?」「わざわざ買うのも勿体ないし…スーツでよくない?」と思いますよね。

というわけで、喪服持っている人の割合を調べてみました!

20歳~70歳の男女2,311人を対象にした「メモリアルアート大野屋」の調査では、下のような結果が出ています。

▼喪服や黒ネクタイ、葬儀用の靴、バックを持っていますか?

全て揃って持っている36%
部分的に持っている33%
分からない21%
全く持っていない10%

参考:喪服持っていない人の割合「メモリアルアート大野」

このように部分的に持ってる人を含めると、約70%もの人が準備してることがわかります。

そもそも喪服とはなんぞや?なんで着るの?と思いますよね。

喪服は「故人を偲び喪に服す」ための礼服(冠婚葬祭などで着用する正装)の一種で、着ることで亡くなった方への深い悲しみを表現します。

常識・非常識という観点だけでなく、故人やそのご家族の方々に「蔑ろにされてる」と感じさせないためにも一着持っておくとスマートです。

喪服を持っていない時の対応方法

とはいえ「昔買ったものが入らない!」「も今すぐ必要!」という場合もありますよね。

そんな場合は「レンタルをする」「人に貸してもらう」のがオススメです!

それぞれ詳しく解説していきたいと思います。

レンタルする

「喪服 レンタル 〇〇(地域名)」と検索すれば、近くでレンタルしてる所が出てきます。

調べたところ女性用洋物の喪服単品で5,500円〜、2泊3日などでレンタルできる所もありました。

ただ別途バッグや靴、数珠の料金はかかるので注意しましょう。

24時間年中無休で営業している所が多いので、今すぐ必要な方も安心ですね。

またネットでレンタルもありますが、こちらは到着まで最短でも2〜3日かかることが多いようです。

日数に余裕がある場合なら、ネットでレンタルするより自分で購入した方が金額的によいと感じました。

人に貸してもらう

この方法は、大学生の方や社会人になりたてで「金銭的に難しい…」という方におススメです。

訃報は急なので慌てないよう、あらかじめ借してくれる方を探しておきましょう。

また、服は借りれても靴のサイズは合わない…ということもあると思います。

なのでスーツを購入する際に、喪服にも合わせられる靴を購入すると使い回せて便利です!

選ぶポイントとしては男女共に光沢のない黒で、女性は先がまるいヒールが3~5cmのもの、男性は内羽式のストレートチップにしましょう。

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喪服を持っていない場合スーツでいい時と注意点

スーツはダメなのか?解説

この記事を見てる頃には時遅し…、という方いらっしゃいますよね。

そんな方に朗報です!

スーツで代用できる場合と、どんなスーツならいいのかを調べてまとめました。

お通夜

結論から言うと、親族じゃないならお通夜は喪服じゃなくてOKです。

出かけた先で訃報が届き直接向かわないといけない時は、平服(普段着や作業着)でも問題ないです。

ですがやはり、どうしても目立ってしまいます。

非常識だと誤解されたくない人は、それとなく着替える時間がなかったことをお詫びとともに伝えましょう。

できるのであれば早く帰らせてもらう、また焼香に間に合うよう着替えて途中参列するのもありです。

喪服に代用できるスーツと注意点

また喪服を持ってない方は、リクルートスーツや暗い色のスーツで代用可能です。

喪服に似てるほどよいので、手持ちの中で一番黒に近く光沢のない地味なものを選びましょう。

ここで女性の場合気をつけて欲しいのが、露出の多い胸元が開いたブラウスです。

お葬式では露出は控えてアクセサリーも外し、ストッキングも黒ものを着用しましょう。

また「女性のパンツスーツはダメ」という意見もありますが、上記のように黒に近く地味なものであれば大丈夫なので安心してください!

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まとめ

喪服を必ず持っていないといけないルールはありません。

ですがどうしても「非常識」と感じる方が多いという結果でした。

そもそも喪服は、亡くなった方を弔うための正装です。

常識か否かではなく、ご親族の気持ちに寄り添った装いをすると考えましょう。

持ってない方はレンタルや知人に借りるという手段もあります。

金銭的に厳しい学生さんや新社会人のみなさんには、後者の方法がオススメです。

またお通夜に親族以外で参列する場合は、喪服をスーツで代用可能なので安心してください。

親族側の場合は、喪服じゃないといけません。

訃報はいつ何時来るかわからないので自分が慌てないために、安くてもいいので一着は用意しておくとよいですね。

また親族じゃなくても告別式は必ず喪服着用なので、そこは気をつけてください。

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