喪服/礼服

授乳中の喪服、赤ちゃんのお葬式の服について【葬式マナー】

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迎える命もあれば去る命もあります。家族や親戚などの普段お世話になっている人が亡くなると、どういう状況でも最後のお別れに駆けつけようと思うものです。

例えば、赤ちゃんが産まれてから数ヵ月経ち、赤ちゃんを可愛がってくれていた祖母が亡くなった場合には、赤ちゃんも一緒にお別れさせてあげたいですよね。

  • 産まれて半年の赤ちゃんがいてもお葬式に連れて行くと失礼にならない?
  • 連れて行く場合の赤ちゃんの服装はどうしよう?
  • 授乳中なんだけど、自分の服装はどうしよう?

と疑問に思っていませんか?

今回は、乳児の赤ちゃんお葬式連れて行く際の注意点と、赤ちゃんと授乳中のお母さんの服装や持ち物について解説します。

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赤ちゃんをお葬式に連れて行く?

赤ちゃん連れで参列するかどうかは、亡くなった方がどんな方かによって決めましょう。
亡くなった方が親族の場合と、親族以下の場合とで、参列するかどうかが異なります。

家族・親戚のお葬式の場合

まずはご家族や親戚や、直接喪家へ赤ちゃん連れの参加でもOKかどうか相談しましょう。
亡くなった方が赤ちゃんの祖父母に当たる場合や、生前にお世話になった親戚の場合などは、赤ちゃんを連れて参列する方を望まれることが多いです。
家族や親戚のみであれば、赤ちゃんがいて場が和んで良かったという声もあります。

また、通夜と葬儀と両方参列してもいいのか、どちらか一方にしたほうがいいかを確認しましょう。

家族・親戚以外のお葬式の場合

一般的に、職場や知り合いなどの親族以外のお葬式には、赤ちゃんを連れて行くのは控えた方がよいです。

どうしてもお葬式に出席したい場合は赤ちゃんを預けてご自身のみ参列するようにしましょう。
親族以外のお葬式となるとお通夜のみの参列が一般的なので、お通夜に焼香のみさせてもらいにいくこともできます。

赤ちゃんをお葬式に連れて行かない場合の注意点

夫婦どちらかだけが参列する場合は、香典は夫婦連名で書くのがマナーです。
出席するご主人に事情を説明してもらうなど、遺族に対して礼を逸しないように心がけることが大切です。

赤ちゃんがいることを理由に夫婦共に欠席する場合は、香典をお渡しするのとは別に、弔電を送るのもひとつの方法です。

弔電を贈る場合は、夫婦連名で送ることと、赤ん坊から離れられないため欠席するお詫びも添えましょう。

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赤ちゃんをお葬式に連れて行く場合のポイント

続いて、赤ちゃんお葬式連れて行く場合の注意点をご紹介します。
家族・親戚などの参列者や周囲への気遣いを忘れずに粛な雰囲気の葬儀の邪魔にならないように注意するのがマナーです。

授乳対策

事前に喪主の方や葬儀場に、赤ちゃんが授乳する場所やオムツ交換をする場所があるかどうかを確認しましょう。葬儀会場で行う場合には、家族や親戚の控室が用意されていることが多いので、その控え室を使わせてもらえることが多いようです。

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赤ちゃんの泣き声

葬儀中に泣き出したりぐずりそうになったらすぐに退室できるように、葬儀会場の入り口近くの席に座りましょう。

最初のご挨拶のときに、家族や親戚の参列者に赤ちゃん連れでの参列で少し騒がしくなること、また、途中退席することがある旨を伝えておきましょう。

赤ちゃんを葬儀に連れている理由は、亡くなった方との最後のお別れのためなので、葬儀中にずっと座っていないといけない訳ではありません。

途中退席でもマナー違反にならないので、葬儀の進行の妨げにならないように気を付けましょう。

焼香時はどうする?

焼香時にはなるべく赤ちゃんを誰かに預けて、ご自身のみで行うようにしましょう。ご夫婦での参列の場合は、お互いの焼香時には横で赤ちゃんを抱っこして待っていて、順番に行ってもいいですね。

また、葬儀中に控室で赤ちゃんと待っていて、焼香のときだけ控室で赤ちゃんをどなたかに預けて、ご自身のみ焼香に行くのでもOKです。

ベビーカーや抱っこ紐は持って行く?

葬儀会場で葬儀を行う場合には、ベビーカーに赤ちゃんを寝かせた状態で入ることができる会場が多いと思います。

会場のスタッフにべビーカーがOKかどうか、どこに置いておけばよいか葬儀開始前に確認しておきましょう。

ベビーカーがNGな場合には、抱っこ紐で抱っこで過ごすことになります。抱っこ紐も忘れずに持っていきましょう。

筆者の体験談から感じた事

実際に、筆者も、筆者の娘が6ヵ月の赤ちゃんの時に、義母(赤ちゃんからみたら祖母)が亡くなり親族だけの葬儀に参列しました。真冬だったので娘を連れて参列するか悩みましたが、家族に相談して出席することにしました。

初めてお会いした夫の親戚の方々へ娘のお披露目もすることができ、娘がいることで「場が和むね」と喜ばれました。

葬儀中に少しぐずって泣きだし、葬儀会場を出たり入ったりしましたが、皆さん温かく見守っていてくれました。迷ったけど赤ちゃんを連れて葬儀に参加して良かったと思っています。

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赤ちゃんのお葬式の服装と持ち物は?

続いて、赤ちゃんお葬式に着ていく服装と持って行った方が良い持ち物のご紹介をします。

赤ちゃんのお葬式での服装

赤ちゃんの服装は、大人のように必ず黒色じゃなければいけないというわけではありません。

白、黒、グレーのベビー服があればいいですが、特に原色の明るい色でなければ色つきでもパステルカラーや淡い色の普通のベビー服で問題ありません。赤ちゃんのベビー服なので白系の色が多いと思いますので、普段のベビー服で大丈夫です。

筆者の娘も普段着ていた薄いピンクのベビー服で葬儀に参加しました。普段の着なれた服の方が赤ちゃんも落ち着くと思います。

赤ちゃん連れの持ち物の注意点

ママバッグ

一番気を付けた方がよいのは、ママバックが明るい色の場合、葬儀の時にそのまま持って行くと少し場違いになってしまうかもしれません。なるべく黒っぽいママバックを持っていくようにしましょう。

明るい色のママバックしかない場合には、葬儀中はママバックは控室に置かせてもらい、葬儀参列中はフォーマルバックのみを持ち歩くのも1つの方法です。

授乳ケープ

また、授乳用に控室が設けられている場合でも、大き目の授乳ケープを持っていきましょう。ケープで赤ちゃんを覆い控室といっても公共の場でもあり周囲への気配りが大切です。

母子手帳と健康保険証を持参

更に、寒かったり大勢知らない人がいて普段と違って体調が悪くなることもあります。母子手帳や健康保険証を持参しましょう。

授乳中の喪服はどうする?

葬儀における服装や持ち物の基本は「光沢のあるものは避ける」こと、「肌の露出を控えること」です。授乳中であっても礼節をわきまえるために、なるべくなら準喪服を、難しければ略喪服を着ていくのが良いでしょう。

授乳中にどのような喪服を選べばいいか下記でご紹介します。

喪服に3つの格とは?

女性用の喪服には3つの格があるのをご存知ですか?格が高い順にご紹介します。

喪服の3つの格

  • 正喪服
  • 準喪服
  • 略喪服

正喪服『ブラックフォーマルドレス』と呼ばれる喪服が、最も格が高いものです。
葬儀や告別式、一周忌までの法要で、喪主や親族など主催する側の人が着るものです。

続いて、準喪服、略喪服の2つの格の喪服があります。葬儀・通夜に一般参列する場合には、この準喪服を、略喪服のどちらかを選ぶことになります。

尚、弔事における「平服」とは、基本的には略喪服を指します。「平服でお越しください」と案内があった場合には、略喪服で弔問します。

詳しく2つの喪服をご紹介します。

準喪服とは?

最も一般的な格式の喪服が、準喪服『ブラックフォーマルスーツ』です。一般参列者としてお通夜やお葬式に伺う際には、準喪服が適切です。喪主や遺族が着用することもあります。

服の形式はミディ丈のワンピース、ツーピース、アンサンブルとなります。
ミディ丈とは、『膝下』程度の長さのことです。膝全体がスカートに隠れてしまうものが理想のミディ丈です。色は『黒』のみで、パンツタイプはNGです。

授乳中の準喪服の選び方

授乳口が設けられていてファスナーで簡単に開けて授乳もしやすいワンピース付きの準喪服が売られています。

喪服の素材は通常のスーツやワンピースよりも黒く光沢が出ないように作られています。
準喪服として揃えるのであれば、マタニティ用の喪服として売られているものを購入してくださいね。

ネット通販(楽天市場など)や、しまむら、GUなどでも購入できますが購入しても1度しか使用しない場合が多いので最近では、レンタルを利用する方が多いです。

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略喪服とは?

最後に、略喪服と呼ばれる最も格の低い服があります。これは『ダークスーツ』のことを指します。
三回忌以降の法事や急な弔問、お通夜へ参列する際に着用します。

ダークスーツとは、黒に限らずグレーや紺色など濃い色をしたワンピースやツーピースのことで、パンツスーツも含みます。

授乳中の略喪服の選び方

準喪服と異なり、必ずしも喪服として売られているワンピースでなくてもかまいません。
ダークカラーの授乳口付きのワンピースで大丈夫です。その場合は、なるべく光沢がない素材のものを選びましょう。

余談ですが、筆者は通常の黒いフォーマルスーツで参列し、授乳する時は親族の控え室で大きめの授乳ケープで授乳しました。寒かったし結構大変だったのを覚えています。授乳口付きのワンピースを用意すれば良かったかなと思います。

安いショッピングモールなどでは、黒のワンピースで大体5千円~1万円程度の買い求めることができます。しかし、サイズや種類があまり多くないのでお急ぎの方には喪服・礼服のレンタルがとても便利だと思います。

ネットで予約して、即日配達も可能!送料無料でクリーニング不要なのでとても簡単でお得に利用できます。

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まとめ

今回は、乳児の赤ちゃんがいて急に身近な人が亡くなった場合に、どのように対応したらよいかご紹介しました。

親族以外のお葬式には赤ちゃん連れて行くのはNGです。
親族の葬儀に参列する場合も、まずは事前に家族や親戚に相談してから決めましょう。

赤ちゃん連れでの葬儀参列の際には、授乳、オムツ替えの場所の確認、最初のご挨拶の際に赤ちゃん連れである旨を喪主の方や参列者の皆さんにお伝えするなど、周囲への気配りが大切です。

マナーや周囲への気遣いを忘れずに、キチンと身近な人へ最後のお別れをしたいものですね。

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