葬儀の費用

家族葬の費用相場・平均を徹底調査!安心して故人を見送る為に

最近よく聞く「家族葬」ですが、一般葬よりも規模が小さいので費用も安く出来ると思いがちですが、場合によっては遺族の持ち出し金が多くなるケースもあるので注意が必要です。ここでは家族葬の費用について、相場や平均はもちろん一般葬儀との費用差額・内訳・各葬儀社の比較、またメリット&デメリットまで徹底的に調べた結果をお見せします。

家族葬の費用相場・平均

家族葬とは家族・親族・親近者のみが参加する葬儀形式で、一般葬と違い会社関係者や知り合いは参列しないので当然規模が小さくなります。

第3回お葬式に関する全国調査2017年(鎌倉新書)によると家族葬は年々増えてきていて全体の4割弱、一般葬は5割強、火葬式が約5%、一日葬が約4%という割合となっています。

エンディングデータバンク(2018年)の調べによると、家族葬の費用相場は約113万円となっています。しかし葬儀の内容や参列者の人数によって経費が変わってくるのであくまでも目安としましょう。

 

一般葬儀との費用の違い

第11回葬儀についてのアンケート調査報告書(日本消費者協会)の調べによると、葬式費用の相場は195.7万円となっています。

 

家族葬の相場が113万円ですので、家族葬の方が82.7万円安いという結果になります。しかしこれは大きな社葬も含めた数字ですので、一般的な葬儀よりも平均数値が上がっていますから、この数字も目安として考えて下さい。

家族葬の費用の内訳

通常葬式にかかる費用は大きく分類すると、下記の3つに分かれます。

  1. 葬儀費用(寝台車・安置・通夜・葬儀・火葬・待合室)
  2. 飲食と返礼品(通夜ぶるまい・精進落とし・返礼品)
  3. 寺院費用(読経料・戒名料・御膳料・心づけ・交通費)

 

残念ながら家族葬の費用内訳は正確な数字がわかりませんが、葬式全般で見た場合の費用の割合は、葬儀費用が約7割・飲食&返礼品が約1割・寺院費用が約2割位です。家族葬の相場113万円から換算すると、葬儀費用79.1万円・飲食費用11.3万円・寺院費用22.6万円となります。

これはあくまでも目安の数字ですし、参列者の数によっても、葬儀の内容によっても増減しますので注意して下さい。

家族葬のメリットとデメリット

家族葬は親近者だけの小規模な葬儀として注目を集めていますし、年々家族葬を選択する人達が増えているのも事実です。しかし家族葬にも良い点と悪い点がありますので、ここで詳しく説明したいと思います。

家族葬のメリット

<家族葬のメリット>

  1. 最後のお別れがゆっくりと出来る
  2. 葬儀内容の自由度が高い
  3. 飲食&返送品費用を抑えることが出来る

 

一般葬儀では会社の方や恩師、同級生など、多数の参列者の方々に、失礼のないようにご挨拶をし気を配らないといけません。しかし家族葬では参列者は全員顔見知りですので、ゆったりとした気持ちで最後のお別れをすることが出来ます。

また葬儀の内容も見栄をはる必要がなく、故人の好きな音楽を流したり、飲食などは葬儀場でせずにレストランで行う事も出来ます。

参列者が10~30人位ですと、葬儀の司会者やバスの送迎が必要なく、飲食や返礼品の代金も少なくて済むので、費用が節約出来て結果的に一般葬儀よりも安くすみます。

家族葬のデメリット

家族葬のデメリット>

  1. 参列者を選ぶのが難しく、家族葬への理解が得られない場合がある
  2. 参列者が少ないので香典も少なくなるので、場合によっては持ち出し金額が多くなる
  3. 葬儀後、自宅に多くの弔問客が訪れる、葬儀に参加出来ず悔やむ方もいる

 

参列者の範囲が曖昧なので線引きが難しく、後で「葬儀に参加したかった」と悔やむ方が出てくる可能性があります。また家族葬は新しい葬儀の形なので、親族に理解して貰えないこともあります。その時には故人の希望なのでという事を強調し、説得するしかありません。

参列者が減って費用が節約出来るのは飲食&返送品費用のみで、葬儀費用と寺院費用は安くなりません。しかし香典の数は減りますので、遺族の持ち出しが高くなる可能性があるわけです。これは参列者の数によるので一概には言えませんが要注意事項です。

 

第3回お葬式に関する全国調査2017年(鎌倉新書)によると家族葬の香典合計金額は20万円以下が最多の28%、20-40万円が14%、40-60万円が13%、60-80万円が10%、80-100万円が11%となっています。

 

例)

①家族葬の費用相場が113万円-香典合計が20万円=遺族支払い93万円

②一般葬儀の費用相場が193万円-香典合計が130万円=遺族支払い63万円

と参列者の数によっては、一般葬儀の方が葬式費用が安くなる事も有り得ます。

 

10人以下の参列者ならば他の葬儀形式も視野に入れた方が、費用対策効果は高くなります。この家族葬よりも小さな葬儀形式については後ほど説明します。

家族葬費用の徹底比較

ここでは家族葬を取り扱っている葬儀会社の費用を比較します。ただし葬儀費用に含まれる内容が各社違ってきますので、一概に費用が安い・高いという事だけではなく、何が含まれているのかに注意しないといけません。

<家族葬の費用を比較>

  1. 小さなお葬式 488,000円~
  2. アーバンフューネス 385,000円~
  3. 葬儀コンシェル 487,800円~
  4. 心に残る家族葬 488,000円~

 

上記を比べるとアーバンフューネスが一番安いように見えますが、このプランには火葬費用が含まれていません。また小さなお葬式は30名までですが、葬儀コンシェルは50名までなど、各プランによって内容が違いますので要注意です。

比較サイト葬儀レビを活用しよう

全ての葬儀社を同条件で比較するのは難しいですね。また地域によって費用の差も出てきます。そんな時には「葬儀レビ」を使うと近隣の葬儀社を5社無料で見積もりを出して貰えます。葬儀社の比較をせずに決めた人達は、後で後悔する事も多々あるようなので、ぜひ活用して下さい。

一日葬・火葬式も検討してみる

家族葬は小規模な葬儀として選択する人が増えていますが、もし参列者が少数で葬儀費用を重視するならば、他の葬儀形式も検討する価値があります。一日葬・火葬式など、下記で説明します。

一日葬

一日葬とは通夜を行わず、告別式・初七日・火葬を行うスタイルの葬儀です。これは参列と費用の負担を抑える事が出来ます。通常1~15名程の規模の葬儀ですが、参列者を増やすことも可能です。

火葬式

火葬式とは通夜・告別式を行わず、火葬のみの葬儀です。希望があればお坊さんに来て頂き、お経を上げて頂く事も出来ます。菩提樹がない場合は「お坊さん便」というサービスを利用する事も可能です。

失敗しない葬儀の選び方・5つの注意点

今は色々な葬儀形式があり、毎年葬儀も縮小傾向にあります。しかし葬儀はやり直しがききませんので、慎重に進めなければなりません。失敗しない葬儀の選び方を5つ書き出してみました。

①可能なら葬儀社は事前に選ぶ

突然の死去で葬儀社がわからず、病院に登録されている葬儀社を使うと割高になる事があります。ですから元気なうちに自分はどの様な葬儀を望んでいるのか、家族と話合っておくことは大切です。資料を事前に取り寄せると割引になるケースもあります。

②葬儀社の見積もりを数社とり比較する

葬儀社には必ず見積もりをお願いしましょう。これで何が含まれているのか、いくらかかるのかがハッキリと確認出来ます。後から次々と追加されて結局葬式費用が高くついたというのは、よくある話です。また1社だけではなく、最低3社から見積もりを貰い比較することで、内容比較が容易となります。

③参列者の数を確認する

参列者の数によって葬儀形式も変わってきますので、気を付けたいところです。

④葬式の全予算を決める

葬式費用は予定していたよりも、お金がかかる事が多いので、しっかりと予算を決めて計画を立てましょう。最近では分割払いやクレジットカードを受け付けている葬儀社もあります。

⑤親族の了解を取りつける

小さな葬儀を行う場合によく見られるトラブルが、親族への理解が得られなかった事です。これは故人に最後のお別れをしたかった方々への配慮を欠いた結果です。ですから事前に親族や親近者にはどのような形式の葬儀をするのか、よく説明しておくことが唯一の対応策となります。

また葬儀社を選ぶ時には担当者の良しあしと、見積もりの明確さもひとつの目安となります。

家族葬の費用相場・平均のまとめ

家族葬の費用相場・平均は113万円

一般葬との差額費用→家族葬の方が82.7万円安い

家族葬の内訳→葬儀費用79.1万円・飲食費用11.3万円・寺院費用22.6万円

<家族葬のメリットは>

  1. 故人とゆっくりお別れできる
  2. 葬儀内容の自由度が高い
  3. 飲食&返送品費用を抑えることが出来る

失敗しない葬儀の選び方・5つの注意点

①可能なら葬儀社は事前に選ぶ

②葬儀社の見積もりを数社とり比較する

③参列者の数を確認する

④葬式の全予算を決める

⑤親族の了解を取りつける

葬儀の費用はとても重要ですが、一番大切な事は故人を温かく見送ってあげることです。繰り返しになりますが、葬式はやり直しがききませんので、上記の点に配慮し慎重に計画しましょう。

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葬儀・葬式の正しい情報を提供するウラル君です! 大切な人を失った時に、後悔しないようなお見送りが出来るよう準備・手順・おすすめ方法などを紹介します。
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