手元供養

遺骨ダイヤモンドはペット(犬・猫)でも可能?遺骨(遺灰)の量はどれくらい必要?

別れがたい大切な人の遺骨をダイヤモンドにして生きた証を残す手元供養が注目を集めています。

人間の遺骨から作る話は聞きますが、遺骨ダイヤモンドはペット(犬・猫)から作ることは可能なのでしょうか。

大切な家族の一員であるペットの犬や猫との別れはとても辛いものです。メモリアルダイヤモンドとしてずっと側にいられる形の供養法であれば、亡くされた方の悲しみを少しでも和らげることにつながります。

そこでこの記事では、遺骨ダイヤモンドはペット(犬・猫)でも製作することが可能なのか、どれくらいの遺骨や遺灰量が必要なのかについて、また遺骨ダイヤモンドとしてペットを弔う際の注意点についてまとめていきます。

遺骨ダイヤモンドはペットでもできる?

結論から言うとペットの遺骨からダイヤモンドを作ることは可能で、様々な会社がサービスを行っています。

遺骨ダイヤモンドは、遺骨からダイヤモンドの素となる炭素を抽出して作り出します。人間でも動物でも炭素は必ず含まれているので、必要量さえあれば遺骨ダイヤモンドを作成することはできる、というわけです。

ただペットは人間より遺骨量が少ないため、遺骨と併せて体毛などで補う必要がある場合が多いです。

遺骨ダイヤモンドは犬・猫の他に馬や鳥、ウサギといったペットからも作れます。基本的には必要な炭素量があれば大丈夫ですが、特殊なペットなどその他の動物はメモリアルダイヤモンド製作会社と相談してみるといいでしょう。

人間の遺骨をダイヤモンドにする技術は特許のため海外でしか行えませんが、ペットの遺骨をダイヤモンドにするのは国内でも可能です。

しかし遺骨ダイヤモンドを製作している会社の多くはスイスやアメリカの海外が多いため、ペットの遺骨ダイヤモンドもやはり選択肢は海外の会社の方が多いですし、サービスも充実しており値段もそれほど変わりません。

国内の会社じゃないと不安…という方以外は、日本に支社を置くノウハウのある海外の会社に依頼するのが無難と言えます。

ペットの遺骨ダイヤモンドの実例|色や形

遺骨ダイヤモンドで有名なスイスのアルゴダンザ社では、元々人間の遺骨だけを対象としてサービスを始めましたが、ペットの遺骨ダイヤモンドの要望が多かったため2006年にペットのメモリアルダイヤモンド専門のセンぺル・フィデス社を設立しました。

日本にも支社があり、数多くの利用があるそうです。公式サイトに実際に遺骨ダイヤモンドを作られた方の声と実例がたくさん掲載されているので、ぜひ参考にしてください。

画像引用:センペルフィデス公式サイトより

本日無事受け取りました。形を変えて戻ってきた愛犬を家族みんなで迎えました。
瞳の色がややブルーだったので、とてもきれいな水色のダイヤに驚きと共にとても嬉しく思いました。決して手軽にお願い出来るお値段ではありませんが、最初にこの手段があることを知ってから、じっくり考え(数年)家族にもきちんと納得してもらったうえでお願いし、遺骨の引き取りには遠く静岡よりお越しいただき、途中経過も丁寧にご連絡をいただいて、本当にお願いしてよかったと思っています。私達家族と同じぐらい御社の皆様も愛犬のことを大事に思ってくださっているのを感じました。
本当にありがとうございました。うちの子が大変お世話になりました。
まるで、スイスに留学させていた子が帰ってきたような気分です。
これからは、またどこへ行くにも一緒に行けます。

2021年5月 M.Y様 (神奈川県)

亡くされたペットの瞳の色や毛色に合わせた色のオーダーをする方も多いそうです。遺骨に含まれる成分によって自然と黄色みや青色みがかかることもありますが、会社によっては好きな色を指定することもできます。

ジュエリーもリングや、ネックレスなど選択肢は多く、オーダーメイドすることも可能です。

ダイヤモンド自体のカットもオーソドックスなブリリアントカットやエメラルドカット、原石のままでカットなしなど幅広く指定することができます。

ペットの遺骨ダイヤモンド|遺灰の量や値段は?

それではペットの遺骨ダイヤモンドを作るには具体的にどれだけの量の遺骨や遺灰が必要なのでしょうか。

遺骨ダイヤモンド生成に必要な遺骨量は会社によってかなり変わります。

値段も会社ごとに変わりますが、基本的にはそこまで差はありません。製作するダイヤの大きさや色によって左右されます。

ここではペットの遺骨ダイヤモンドを製作している主な会社を取り上げて、必要な遺骨量や費用などを比較していきたいと思います。

センペル・フィデス社

遺骨ダイヤモンドの最大手、スイスのアルゴダンザ社の兄弟会社でペット専門のダイヤモンド製作会社です。

日本に支社がありスタッフが自宅まで遺骨を引き取りにきた後、遺骨からダイヤモンドを製作する過程はスイスで行われます。

必要量遺骨は300g以上、または毛や羽が10g以上でペット由来100%のダイヤモンドが作成可能。飼い主の毛を混ぜることもできる。

手元に遺骨を残したい場合や足りない場合は追加料金なしで天然炭素を補って製作することも可能。

¥55000で思い出の品(リードや洋服)と併せて製作することもできる。
費用【イエローダイヤモンド】
¥396,000~¥1,848,000
【ブルーダイヤ】
¥528,000~¥2,728,000
【原石状態】
¥462,000~¥2,178,000
サイズ0.2カラット~1カラットから選べる。

センペルフィデス社は必要な遺骨量が多いため、目安としては中型犬以上でなければ遺骨だけでダイヤモンドを製作するのは難しいです。遺骨ダイヤモンドを事前に検討されている方は、ブラッシングした毛などを保管しておくことを推奨しています。

万が一遺骨や毛が足りなくても、天然炭素や思い出の品で補うことができるので安心です。

プレシャスワン社

世界で初めて遺骨ダイヤモンドを作ったアメリカのライフジェム社の兄弟会社で、ペットのメモリアルダイヤモンド専門の製作会社です。

日本に支社がありスタッフが自宅まで受け取りに来た後、製作はアメリカで行われます。

必要量遺骨は70g、毛は3g。
イエローに発色する。ペットそれぞれによって色は濃淡が変わる。
希望すれば、ブルー・無色透明・グリーン・レッドから選べる。
費用¥495,000~¥3,016,200
サイズ約0.1カラット~1.49カラットから選べる。

必要な遺骨・遺灰が少なくてもペット由来の炭素のみで製作できるのが特徴です。

Ever Dear社

アメリカの遺骨ダイヤモンド製作会社です。独自の技術で製造工程が少ないため最安値での遺骨ダイヤモンドの提供が可能となっています。

注文ののち送られてくる提出様式に沿って、密封してアメリカへ輸送します。

必要量最小サイズで遺骨は50g。
1カラットで遺骨100gか2g以上の毛が必要。
飼い主の毛を混ぜるなど遺灰と毛を混ぜて製作することも追加料金で可能。
イエロー・ブルー・無色透明・レッド・ブラック・グリーン・ピンク
費用¥148,000~¥3,188,000
カット10種類から選べる。
サイズ0.1カラット~3カラットから選べる。

10万円台で遺骨ダイヤモンドが作成でき、色やカットのバリエーションも豊富なのが特徴です。大切な遺骨や遺灰をアメリカへ輸送しなければならないのが少しネックですが、値段の高さで遺骨ダイヤモンドを諦めている方にはおすすめできます。

遺骨ダイヤモンドでペットを弔う際の注意点

大切なペットと死後も側にいられる遺骨ダイヤモンド。検討している方も多いでしょうが、2000年代に始まったばかりの技術ですので世間的にはまだまだ浸透していない手元供養です。

「本当に遺骨からダイヤモンドを作っているの?嘘じゃないの?」

「世間の評判は?遺骨を加工するのは縁起的にも世間的にもよくない気がする…」

など躊躇してしまう要因はたくさんありますよね。

そこで、ここでは遺骨ダイヤモンドに関してよくある疑問や不安、注意点などについて取り上げて解説していきます。

遺骨アクセサリーは縁起が良くない?世間の評判は?

遺骨を加工することに抵抗感があったり、縁起が悪いのではないかと思ったりしますよね。遺骨アクセサリーという発想は特定の宗教によるものではないので、墓も要らず宗教観の薄くなった現代人には合っているとは言えます。

日本人に多い仏教から考えると遺骨を分ける分骨は、関西方面ではよく行われていますし仏陀も分骨を行っていることからそもそも仏教的には縁起が悪いとはなりません。

それでは世間的にはペットの遺骨ダイヤはどう思われるのでしょうか。

全体的に遺骨ダイヤモンドの技術を疑うものや、金額が高額なことについて触れたものが多く見られましたが、遺骨ダイヤそのものに関して否定的な意見は少なかったです。

新しい供養の形として、ペットの生きた証を肌身離さず持ち歩ける遺骨アクセサリーは受け入れらているようです。

遺骨ダイヤモンドは嘘?

遺骨ダイヤモンドの技術に関して科学的に疑う人もいます。検索予想にも「遺骨ダイヤモンド 嘘」と上がりますが、技術に関しては遺体から遺骨に付着した炭素を取り出し、天然ダイヤの製造過程を模して高圧高温下で製造するれっきとした技術です。

詳しくは、当サイトの「遺骨ダイヤモンドは嘘か本当か?」の記事にて解説しています。

また、渡したペットのものでない遺骨ダイヤモンドを偽って渡される可能性を疑っている人も多いです。

実際遺骨をダイヤモンド加工してしまうと、DNAを検査して愛犬由来のモノであると証明する方法はありません。

各会社ごとに、製造工程の見学であったり動画の配信であったり製造番号の厳密な管理などを掲げていますがこればっかりは依頼した会社を信頼するしかありません。

安い人工ダイヤモンドを渡される可能性に関しては、宝石のクラリティを保証するGIAの保証書付きで引き渡しを行う会社もあります。

遺骨ダイヤモンドは人工ダイヤモンドと違って、天然ダイヤモンドと見分けが難しいほどの精度で製作される合成ダイヤモンドですので保証書付きであればそこを疑う必要はないでしょう。

大手のセンペルフィデス社やプレシャスワン社は日本支社があり、スタッフの方が納得のいくまで説明を行ってくれます。資料請求など行って、色んな会社を比較したのち信頼できる会社を選んで依頼できるといいでしょう。

ダイヤモンド以外のメモリアルジュエリー

遺骨をアクセサリーにするのに興味があるけど、数十万円も払えない…と値段がネックになっている人は多いのではないでしょうか。

ダイヤモンド以外の遺骨を使ったアクセサリーも実はたくさんあります。値段もそれほど高くないのでダイヤモンドに特別こだわりのない方はぜひご検討ください。

遺骨ペンダント

遺骨を加工せず、小さくしたものや灰を特殊なインナーポケットのついたペンダントやリングに収納して身につけるアクセサリーや遺骨や毛を樹脂で固めてアクセサリーに封入するアクセサリーなど色々なタイプのアクセサリーがあります。

相場は2万円~20万円とものによって幅広いですが、安いもので数千円からあります。

ペットのシルエットや名前の刻印ができる商品もあってデザインも豊富でおすすめです。

遺骨サファイア

TOMONiという日本の会社が世界で初めて開発した、遺骨のカルシウムとサファイアを融合させて作り出す遺骨ジュエリーです。

製造はすべて国内で行われ、0.1カラット¥275,000~から製作可能です。色はブルーかピンクか選べます。

遺骨加工の注意点

遺骨をジュエリーに仕立てるにあたって注意したい点はいくつかあります。

まず当然のことですが、遺骨を加工してしまうと元には戻せません。

そのためいつか遺骨ダイヤなど作りたいが決心がつかずに、遺骨をそのまま手元供養しているという声もSNSで数多く見られました。

どうしても遺骨加工の決心がつかない方は、遺骨をそのままアクセサリーに納めるタイプの遺骨ペンダントなどもあるのでそちらを選んでもいいかもしれません。

また、家族の同意を得ずに勝手に遺骨を加工してしまうのもトラブルの元ですので、しっかり話し合いののち遺骨ダイヤモンドを依頼しましょう。

1つの遺骨から数個のダイヤモンドを作るファミリープランを行っている会社もあります。家族で複数個作るのも一つの方法でしょう。

まとめ

この記事では、遺骨ダイヤモンドはペット(犬・猫)でも作ることができるのかどうかについて、また必要な遺骨量はどれくらいなのかについて解説しました。

ペットも人と同じようにダイヤモンドに必要な炭素を遺骨から取り出すことはできるので、犬・猫・馬・ウサギ・鳥など様々なペットでメモリアルダイヤモンドは作ることは可能です。

ただし会社によっては必要な遺骨量が多く中型犬以上の大きさでないと遺骨だけでダイヤモンドを作ることが難しいこともあります。

代わりに毛があれば少ない量でも製作できるので、ブラッシングしたときの毛を保管しておくなどしておくといいかもしれません。

また飼い主の毛や思い出の品の炭素を混ぜて製作してくれる会社もありますので、遺骨量に関してはそこまで心配はいりません。

値段は約40万円~200万ほどで、選ぶ色やカット、大きさによって左右されます。業界最安値のEverDear社であれば約15万円ほどで遺骨ダイヤモンドを製作してくれます。

会社によって選べるサイズやカット、サービスが変わってきますので比較して検討していただければと思います。

ダイヤモンド以外にも国内で完結する遺骨サファイアや遺骨を納めるペンダントなどの選択肢もあります。

一度加工してしまうと元に戻せないものなので、一番納得できる供養方法を選べるようぜひこの記事を参考にしてください。


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