人気漫画のチェンソーマン、打ち切り回避?その理由は何?
チェンソーマンは2019年から週刊少年ジャンプに連載が始まった、主人公・少年デンジがデビルハンターとして悪魔を倒していく漫画です。
ストーリーや描写がグロテスクで過激な表現が多い漫画で、登場人物のほぼ全員が兎にも角にも独特で、万人受けする内容ではないため、一度読み始めてやめた人も多いのではないでしょうか。
しかし、チェンソーマンのストーリーの展開も読者の想像をはるか上をいき、先が読めず、この独特な世界観にハマっていく人も多く、人気の高い作品です。
その反面、グロテスクで過激な内容から「子供には見せたくない!」や「週刊少年ジャンプで連載してもいい内容なのか?」といった声が上がるようになりました。
知恵袋やX(旧Twitter)でも、子供に見せていいのか?年齢規制はあるのか?などチェンソーマンについての投稿が多くあります。
そんなチェンソーマンに打ち切りの噂があり、それを回避した理由や知恵袋やXに投稿されている意見などをまとめてみました。
ぜひ、最後まで読んでくださいね。
チェンソーマン打ち切り回避?
画像出典:チェンソーマン公式サイト
人気漫画のチェンソーマンですが、打ち切りで連載終了したと噂がありました。
結論からいうと、チェンソーマンの連載は打ち切りになっておらず、現在も続いています。
なぜ、チェンソーマンに打ち切りの噂が流れたのか、打ち切りを回避した理由を調べてみました。
打ち切りと言われた理由
まず、チェンソーマンが打ち切りとの噂が流れた理由について見ていきましょう。
第1部の完結
週刊少年ジャンプでの、チェンソーマンの連載期間は2019年1号~2021年2号までです。
チェンソーマンは週刊少年ジャンプのなかでも人気の作品でしたが、第1部の連載期間が約2年という短さで完結しました。
週刊少年ジャンプの人気作は長期連載されることが多く、人気作は4年以上にわたり連載される作品も多くあることから、チェンソーマンは打ち切られたと考える人が多かったのではないでしょうか。
ラストの急展開
第1部完結に向けての、ストーリーの展開の速さに打ち切り説がでました。
打ち切りの漫画は急展開になり完結する、というよくあるパターンだと思ったファンも多くいたようです。
しかし、急展開にみえるストーリーでしたが、大きな伏線が回収されるなど、作者・藤本タツキ先生の構想通りではないかと考えられています。
第2部の開始時期が未定
第1部のラストに「第1部 公安編 完」と書かれていたので、ファンの間では第2部があると盛り上がりました。
ですが、いつまで待っても第2部の連載開始が発表されず、このまま終わるのではないかと思ったファンもいたようです。
実際には第1部完結から1年半以上経った2022年6月20日に、第2部の連載開始の発表があり、2022年7月13日から少年ジャンプ+で第2部の連載が始まりました。
グロテスクで過激な描写
チェンソーマンはダークヒーローファンタジー漫画です。
主人公がダークヒーローの漫画はあまりなく、グロテスクな描写や過激な表現は藤本タツキ先生の作品の魅力の一つです。
チェンソーマンの主人公・デンジが悪魔を退治するデビルハンターなので、毎回血や内臓などのグロテスクな描写や、嘔吐するシーンが多く、血や内臓、吐しゃ物など大人が見ても、苦手な人が多いのではないでしょうか。
その過激な表現が多いことから、週刊少年ジャンプに合わないので打ち切りされたのでは?と言われていました。
知恵袋などの口コミと評判
チェンソーマンは年齢制限のない漫画・アニメですが、グロテスクな描写や過激な表現で「子供に見せても大丈夫なの?」と賛否両論があり、ネット上で数多くの意見が上がりました。
知恵袋やXでのチェンソーマンの口コミと評判を調べてみたので、みていきましょう。
チェンソーマンみたいな題材を少年ジャンプでやっていいのですか? 正義友情努力みたいな少年誌で、子供の人格形成に影響しませんか? 他者の痛みや苦しみがわからない想像できない子供に 「死」というものをあまりにも軽く扱うマンガ増えてますよね 重いテーマをまるでファッションのように消費するような。
Yahoo!知恵袋
毎回、誰かが死ぬシーンがあり、それがグロテスクな描写なので子供も人格形成に影響しないか、心配になり子供に見せたくない保護者が多いようです。
チェンソーマン ゲロチュー そういうアニメがあるということやグッズなどあることは知っていて人気あるんだなぁと思ってました。 あのちゃんの曲も元々聴いたことあって、後々チェンソーマンの曲としり、ゲロチューって何だ?とふと調べてしまいました。 今ではあのシーンだけでなく、チェンソーマン自体思い浮かべると気持ち悪くなり嫌悪感を抱くようになってしまいました。 あのシーンはみなさん大丈夫だったのでしょうか?
Yahoo!知恵袋
チェンソーマンは万人受けしない過激なシーンが多いため、アニメを観るのがしんどいと、嫌悪感を抱く人もいますね。
朝早く起きてチェンソーマンの第3話を見たけど、変身シーンや戦闘シーンがあまりにも過激すぎるのではと感じた。特に戦闘シーンは子供が見ると精神的ダメージが大きくなるかもしれないと思った。
— API制限のためしばらくツイート少なめの騎士竜斗 (@n9vgJj36rUOsGmY) October 25, 2022
子供が観ると、グロテスクな表現が多いので、精神的ダメージがあるのではないか?と心配になる人もいます。
「チェンソーマン子供に見せるなんて!」の話に関して私が思うのは、親の立場で考えたら子供には絶対見せたくない内容なんだけど子供の立場で考えたらどう考えても見たいから難しいなって
— せのです (@pe_no_tsuma) December 10, 2022
親の立場と子供の立場はそれぞれ違うので、難しいですよね。
学校で流行っていて、自分だけ知らないわからないというのは子供にとってつらいことだと思いますが、子供に見せたくないと思う親の気持ちも理解できます。
チェンソーマン打ち切り回避できた理由は?
画像出典:チェンソーマン公式サイト
チェンソーマンは人気で現在も連載が続いています。
チェンソーマンが打ち切り回避できた理由は、やはり圧倒的な人気にあるようです。
2022年10月から12月までアニメの放送があり、今までチェンソーマンを知らなかった人たちも、独特の世界観と映像にハマっていく人もいました。
その他の理由もみていきましょう。
掲載先の移籍
チェンソーマンは2022年7月13日から集英社が配信するアプリ・webサイトの少年ジャンプ+に移籍し、第2部の連載が始まりました。
週刊少年ジャンプから少年ジャンプ+に移籍した理由は、正式には発表されていません。
チェンソーマンは連載開始から、集英社の担当編集者が「林士平」さんという方です。
林さんは人気作品「SPY×FAMILY」や「HEART GEAR」などを担当しており、今までにも多くの人気作の立ち上げや担当を手掛けている敏腕編集者で、対談など読むと、藤本タツキ先生が信頼しているのがよくわかります。
その林さんが少年ジャンプ+に副編集長として異動するに伴い、チェンソーマンも移籍したのではないかと言われています。
表現の自由・拡大
連載開始当初から、週刊少年ジャンプにしては過激なストーリーと言われていたチェンソーマンですが、ファンが多いのも事実です。
週刊少年ジャンプでは規制がかかってしまう描写もあることから、藤本タツキ先生の魅力の一つであるグロテスクで過激な表現力を、存分に発揮できるように移籍したのではないかと考えられます。
少年ジャンプ+に移籍したことで、表現の幅が広がりチェンソーマンの魅力が、より一層増したというファンもいます。
チェンソーマン打ち切り回避の理由【まとめ】
人気漫画・チェンソーマンの打ち切り回避の理由を調べてきましたが、いかがだったでしょうか。
改めて、チェンソーマンが打ち切りと言われていた理由をまとめてみましょう。
- 第1部の連載期間の短さ
- ラストのストーリーの急展開
- 第2部の開始時期の未定
- グロテスクで過激な描写
チェンソーマンはファンは多く人気作ですが、これらの原因もあり、打ち切り説がありましたが、現在もジャンプ+で連載は続いています。
次に、チェンソーマンが打ち切り回避している理由をみていきましょう。
- 担当編集者の異動に伴う掲載先の移籍
- 表現の自由で作品の魅力アップ
チェンソーマンはグロテスクで過激な表現が多いのですが、それが藤本タツキ先生の魅力の一つでもあります。
掲載先を移籍したことで、表現の幅が広がりチェンソーマンの独特の描写がより漫画の魅力をアップさせ、コアなファンが増え続けているのではないでしょうか。
これからもチェンソーマンの連載は続きますので、どんな展開になっていくのか楽しみですね。