30代の既婚女性にとって喪服選びは大事ですよね。
結婚して家庭を持つと親戚が増え、これまで以上に喪服を着る機会も増えます。
立場によっては葬儀の時にお手伝いに駆り出されることもあるでしょう。
義家族や親戚の目も気になりますし、嫁として恥ずかしくない格好や立ち振る舞いが求められますよね。
30代既婚女性が選ぶ喪服の相場は3万円~5万円、10年程度で買い替えることが一般的ですが、どのような喪服を選べば良いのでしょうか。
30代既婚女性が選ぶべき喪服や購入場所、併せて購入を検討したい小物について解説します。
30代既婚者レディース喪服の選び方

30代既婚女性の喪服の選び方は、結婚相手の家柄や立場、親戚の数や着用頻度など、環境により大きく異なります。
良いものを購入して出来る限り長く使用するのか、リーズナブルなものを定期的に買い替えて行くのか。
着用頻度や家柄、立場などを考慮して、妊娠出産など体型の変化もある30代既婚女性が選ぶべき喪服を確認しましょう。
着用頻度や家柄を考慮する
まずは着用頻度や家柄についてですが、親戚の数も少なく、今後葬儀に参列する予定もほとんどない場合、いつ使うかもわからない喪服にお金をかけるのは勇気がいりますよね。
喪服は購入場所により、1万円程度から10万円以上の価格で購入できるものが販売されており、どこでどういった喪服を購入するべきか悩みます。
葬儀に参列する場合、全員が黒一色の喪服で並ぶので、黒色の違いから喪服の良し悪しが分かるのです。
旦那様からの情報や、結婚式の時の親族の装いなどを考慮してどれぐらいの価格帯の喪服を着るべきか予算を決めましょう。
着用頻度が低いのであれば、シンプルなデザインと体型をカバーしやすいシルエットで、長く着られる喪服を選ぶことも大事です。
逆に職場で参列の機会が多いなど着用頻度が高い場合は、洗濯が可能な喪服も販売されていますので、購入する時に確認しておくとクリーニング代も安く済む場合があります。
お手伝いが可能なデザインを選ぶ
30代既婚女性が喪服を選ぶ時に、考えておかなければいけないことが葬儀などでのお手伝いです。
お手伝いをする時にはジャケットを脱ぐことがありますから、中のワンピースが半袖はNGになります。
最近の夏は暑いので、中のワンピースが半袖の喪服1着でオールシーズン使い回したいところですが、お手伝いをすることが想定される立場である場合は、中のワンピースは7分丈、夏用には薄手の生地の喪服を別で購入する方がベストです。
お手伝いをすると人前に出たり、挨拶をすることも多く、落ち着いたデザインの喪服や、前開きファスナーで脱ぎ着がしやすい喪服などを選びましょう。
10年先を考えて購入する
喪服を購入する時は、10年後着られるかどうかを考えて購入すると上手くいきます。
例えば、30代であれば40代に着られる喪服かどうかを考えてから購入しましょう。
一般的に着用する機会が比較的少ない喪服ですが、喪服にもやはり流行りのデザインやシルエットがあります。
今流行りのデザインやシルエットの喪服を購入したとしても、10年経つと古いデザインだと感じることもよくあることです。
出来る限りシンプルで40代になっても着られる長めの丈の喪服を選びましょう。
また、妊娠出産を経て、体型の変化もある時期ですから大きめの喪服を購入したくなるところですが、実際に何度着る機会があるかわからない喪服です。
少しゆったりめのシルエットの喪服を選ぶことは大事ですが、太ることを前提に、今着ると大きすぎてブカブカになるような大き過ぎる喪服を購入することはやめましょう。
妊娠中など、一時的にどうしても持っている喪服が入らない時期に着用機会があった場合は、喪服のレンタルなどもありますので、今の自分の体型を基準に少しゆったりめ、少し太ってもわかりにくいようなデザインやシルエットを選びます。
小物の購入
30代頃から喪服と併せて準備しておきたいのが小物です。
普段使いの物で代用出来る物や、あると便利な小物をご紹介します。
まずは普段使いの物で代用したい物ですが、バッグ、サブバッグ、パンプスは最低限黒い物を持っておきたいですね。
併せて日傘雨傘兼用の黒い傘を1本持っておくと雨の日や暑い日でも安心です。
数珠や袱紗(ふくさ)も必需品になりますし、黒い財布や黒いストールなども準備出来ていれば洗練された女性に見えます。
その他にあると便利な小物は、黒い扇子、ポケットティッシュ入れ、ハンカチやタオルハンカチ、アームバンド、黒色の化粧ポーチなどです。
喪服を購入する時に小物の購入も一緒に検討してみましょう。
30代既婚女性の喪服購入店舗と相場

30代既婚女性が購入する喪服の相場は3万円~5万円、10年程度で買い替えることが一般的です。
喪服の黒は良し悪しが出やすいので、あまりにも安い喪服は周りにもわかりやすいです。
とはいえ、家柄によっては気にならないこともありますので、自身の嫁いだ家柄や着用頻度などを考慮した上で予算を決め、予算に合う場所で喪服を購入しましょう。
ここでは百貨店や紳士服店など販売店ごとに、オールシーズン着られるアンサンブルの喪服がどれぐらいの価格で販売されているのかを確認していきます。
百貨店
百貨店で販売されているオールシーズン着られるアンサンブルの喪服は5万円~10万円ぐらいのものが多いです。
ブランドによっては15万円ぐらいの喪服も取り扱っていますので、高級な喪服を購入したい場合は百貨店での購入になるでしょう。
お値段が高い分自身の体にフィットした喪服を購入出来ます。
セール情報などを収集して良い喪服を安く購入しましょう。
紳士服店、ショッピングモールの礼服コーナー
紳士服店やショッピングモールの礼服コーナーで販売されているオールシーズン着られるアンサンブルの喪服は2万円~6万円ぐらいのものが多いです。
30代既婚女性が購入する喪服の相場3万円~5万円に一番近い販売店がこの辺りになります。
店頭で購入する場合のメリットは試着が出来るなど、自分の目で確かめてから購入出来ることです。
流行のデザインやシルエット、自身の体型に合うものなど、店員さんからアドバイスを受けることもできます。
紳士服の青山やイオンなどであれば、最近はネット通販もしていますので、店頭で確認したあと自宅からいつでも購入出来るというのも嬉しいですよね。
通販、しまむら
通販やしまむらで販売されているオールシーズン着られるアンサンブルの喪服は安い店舗だと1万円程度のものから販売されています。
親戚の数が極端に少なく着用する機会がほとんどない場合や、家柄的に黒い喪服であれば良し悪しを問われない場合、妊娠出産などで一時的に手持ちの喪服のサイズが合わなくなってしまった場合などはリーズナブルな喪服を購入することが可能です。
通販で購入した場合、思っていた商品とは違った、サイズが合わなかったというようなこともありましたが、今では試着が可能な通販サイトもたくさんあります。
喪服を準備するまでに時間に余裕のある人は、いろいろ試着をしながら検討することで、お安い掘り出し物の喪服に出会えるかもしれません。
レンタル
オールシーズン着られるアンサンブルの喪服をレンタルする場合、3泊4日で5千円~1万円程度でレンタルすることが可能です。
喪服を購入する程着用機会がない場合や、妊娠出産などで一時的に体型が変わってしまっている場合など、上手に活用していきましょう。
小物も一緒にフルセットでレンタルすることもできます。
まとめ
30代既婚女性が購入する喪服の相場は3万円~5万円、10年程度で買い替えることが一般的です。
購入先は紳士服店やショッピングモールの礼服コーナーなどが販売価格も相場の価格に近く、店頭で自身の目で見て購入出来るので安心です。
喪服を購入するまでに時間に余裕がある場合は、通販の試着サービスを利用しながら安くて質の良い喪服を探しましょう。
喪服はお手伝いなどでジャケットを脱ぐことも想定し、中のワンピースは7分丈を選びます。
10年先の40代でも着られるデザインや丈を選び、多少の体型の変化があっても着られる少しゆったりめのデザインやシルエットの喪服を購入しましょう。
自宅で洗える喪服や、前開きファスナーの喪服など、機能的な喪服も販売されていますので、購入前にはぜひチェックしてください。
喪服と併せて小物の準備が出来ているとより洗練された女性に見えます。
30代既婚女性にとってはプレッシャーを感じることもある葬儀の場ですが、自信を持って参列出来る喪服を選びましょう。